夫婦ゲンカの原因は大体お金!新婚さんがやるべき5つのこと
公開日:2016/4/4

楽しい新婚生活。お互いの夢を語り合い、明るい未来に期待をよせるのも束の間、3ケ月も待たず「今月ちょっと厳しくて…。」の一言から一気に不穏な雰囲気に。
先日発売された『結婚したらすぐ考えるお金のこと』(カタノ トモコ (著), 畠中 雅子 (監修)/KADOKAWA)では、新婚さんがお金で喧嘩しない為に、まずやるべきことを、可愛いイラストでわかりやすく解説。これから結婚を控えている方にも是非読んで頂きたい内容となっています。
本作によると、夫婦ゲンカの原因のほとんどが、根底にお金が絡んでおり、特に財布を別々に管理している夫婦にその傾向が多いようです。であれば、お互いに家庭のお金に関して理解し、ストレスのない使い方をすればケンカの回数は激減するはずです。

では、そんなケンカの少ない夫婦の基盤を築くべく、早めにすべきことを本の中から紹介しましょう!
(1)家計簿を3ケ月つける

お金の流れを知る事ことは重要。まずは、スケジュール帳に購入したものを書き込むことから始めてみましょう。これを行なうことで、自分が何にどれだけお金を使っているかが明白になり、具体的な節約方法を考えることができます。
(2)先取り貯金をしよう

生活費が余ったら貯金をしよう、は絶対に無理!給料が振り込まれたらすぐに10%を預金し。余ったお金でやりくりしましょう。お金は強制的にたまる仕組みを作らなければ、なかなか貯まらないものなのです。
(3)家計のバランスを見直す

(1)で触れたように、まず3ケ月だけ家計簿をつけて、支出の平均値を出してから、今後の家計バランスを考え直しましょう。ただし、最初からガチガチに決めてしまうとそれに合わせて暮らすことに疲れてしまいますので注意。出来る範囲で始めましょう。
(4)医療保険を考える

万が一の病気や事故の場合、公的保険では事足りず、自己負担せざるを得ないことも少なくありません。民間の保険は必要な時にすぐに保証が受けられますので。公的保険のカバーとしても考えてみてはいかがでしょう?女性は妊娠すると医療保険に入れない場合もあるので早めに加入をお勧めします。
(5)家は賃貸?それとも購入?

マイホームの購入と賃貸のどちらが良いかは、それぞれの価値観によります。購入を考える方は早めに決断するほうがベターです。年齢が若い方がローンの返済もはやくすみ人生設計が立てやすくなります。賃貸派の方はUR賃貸住宅や、家賃補助、引っ越し補助をしてくれる自治体のエリア限定で探すというのも手段のひとつ。どちらも制度を利用して、賢い住まい選びを。
以上の5つのことをしっかりと話し合うことで、ようやく夫婦としてのスタートラインに立つことができるようです。お金の話など、現実的な話はついつい後回しにしてしまいがちですが、新婚のうちによく話し合っておいた方が多少モメても傷が浅いかも知れませんね。
この他にも、2人の未来を築く上で考えておくべきことが詰め込まれた本作。家族の夢、それぞれの夢をかなえる為に、是非ご夫婦で読んでみてください!
カタノ トモコ (著), 畠中 雅子 (監修)
8歳年下の男性と、出会って5ケ月でスピード結婚をしたカタノさん。しかし、結婚の現実に直面するのもハイスピードだったわけで…。
2人で決めたお金のルールは一瞬で崩れ去り、贅沢をしている訳でもないのに、なぜか常に「お金がない」。2人の今後のお金、どうすればいいの~! ?
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