結婚できない理由をずばり解説! 合コンしただけで婚活した気になっていない?

恋愛・結婚

公開日:2018/2/23

『なぜ、あなたは結婚できないのか』(蓮池林太郎/セルバ出版)

 男女とも初婚年齢や生涯未婚率が着実に上昇の一途をたどるいま。結婚適齢期の男女は果たして「わたしは一生結婚しなくてもいい」と考えているのだろうか。その答えは否だ。国立社会保障・人口問題研究所の統計によれば、およそ9割の男女が「いずれは結婚するつもり」と考えているのだという。

 では、どうしてわれわれは、結婚しなくなった、結婚できなくなったのだろうか。『なぜ、あなたは結婚できないのか』(蓮池林太郎/セルバ出版)は、この問いに対してロジカルかつ多角的に答えている。そして、この問いに対する答えから「理想の結婚相手の合理的な見つけ方」を導き出し、それをみなさんに実践的にレクチャーしているのだ。

■合コンや街コンに参加しただけで「婚活」した気になっていませんか?

「婚活」という言葉は2008年に生まれたといわれている。生まれて10年経つか経たないかのこの言葉がいまや国語辞典に載るくらいだから、巷の婚活ブームは衰える兆しを見せていないのだろう。実際、けっこう熱心に婚活をしているという方も多いのではないだろうか。

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 その中には「なかなか理想の結婚相手が見つからない」と気に病んでいる方もいるだろう。そう考える人は間違った「婚活」をしている可能性がある、と本書の著者は説く。著者によれば、本来の「婚活」は、結婚をするための実質的な活動のことをいう。つまり、「婚活」は結婚するべき相手が絞り切れてからスタートするものなのである。

 多くの人がこの点をはき違え、合コンや街コンに参加しただけで「婚活」した気になってしまっているのだ。具体的な相手が見つかってもいないのに「婚活」している気になっていては、結婚に繋がらないのは当然と言ってもよさそうだ。

■「婚活」で大切なのは「目白駅」ではなく「新宿駅」のような友人を探すこと

 では、結婚に繋がるような出会いに漕ぎ着けるためには、どのように考え、どのように行動すればよいのだろうか。

 この点で考えなければならないことは、自分ひとりの力で理想の相手を見つけることができるかどうかだ。これはなかなか難しいと言ってよいだろう。外見から入る人は容姿を重視しがちだし、経済力が気になる人はどうしても年収に固執してしまう。著者は、本書のいたるところで「一緒にいても苦にならない人」が理想の結婚相手だと説く。しかし、自分ひとりでは色眼鏡が発動してしまって、そのような人を見つけるのが難しくなる。そこで著者は、「理想の相手探し」のために友人の力を借りてみては、とアドバイスしている。

 このとき、山手線しか利用できない「目白駅」のような友人、つまりあまり人脈のない友人の力を借りてはいけない。JR各線、小田急線、京王線、都営地下鉄、東京メトロなど多様な路線を利用できる「新宿駅」のような、人脈のある友人を頼るべきだと言う。もちろん、この観点からすれば「上野駅」でも「秋葉原駅」でもよい。とにかく、主要駅のような友人に素敵な相手を複数紹介してもらうことで、出会いの数を増やしておくことが大切なのだ。

 このほか、「結婚のメリット・デメリット」や「理想の結婚」とは何かなど、結婚に妻子て慎重に考えなければいけないことはたくさんある。本書では、結婚について「愛の値段と苦の値段」や「誰かのための結婚」といった独自の視点から多角的に紹介している。

 落ち着いて「理想の結婚相手」を探し出したいという方は本書を参考にしてもらいたい。人生最大ともいえる「夢」を叶える準備をしてみてはいかがだろうか。

文=ムラカミ ハヤト