花屋さんでよく見る“ガーベラ”がこんなにおしゃれに! 素敵アレンジでお部屋を彩る
更新日:2018/4/19

子どもからお年寄りまで、誰にも愛されるガーベラ。ぱっちり開いた花が笑顔を連想させるためでしょうか。手頃な価格で周年出回ることも、親しみやすさの理由です。
そんなガーベラの花に、ちょっとしたアイディアをプラスして、おしゃれにアレンジしてみませんか? 甘くかわいらしくも、元気いっぱいにもできちゃいますよ。
そこで今回は、雑誌『花時間2018 春号』から、ガーベラのアレンジサンプルを3つご紹介。やさしい花色でお部屋を彩りましょう♪
カールの花びらが柔らかに波打つフェミニンブーケ

メインは人気品種のパスタ。丸く束ねると、花びらのうねりがいく重にも折り重なり、優雅さを楽しめる花です。そして、どのガーベラもじつは、花用の染色剤で染めた花。ピンクもイエローもアンティークな風情をもつ花として生まれ変わりました。
ガーベラに合わせたのはパンジーです。染めたガーベラと同様に、花びらに、柔らかなグラデーションをもつ花。丸い花束にデリケートな絵模様を加えてくれます。
野菜も花として引き立てるスタイリッシュコーデ

野菜とのコーディネイトをシンプルに楽しむアイデアです。紫色のトレビスとニンジンをまっ白なガーベラで引き立てました。存在感のあるパスタを主役にすれば、量感のある野菜ともバランスが取れます。野菜が際立ってこその面白さだから、ほかの花も白で統一を。
白いガーベラのなかには、中心が緑色のガーベラを。グリーンとのつながりをなめらかにする役割。花のサイズと表情にも変化がつき、ぐっとナチュラルになります。
クッキー缶につぼみをたくさん詰めました

主役は「つぼみのガーベラ」です。小さなクッキー缶にもたっぷりとアレンジできるミニサイズ。ニュアンスのある花色と花首の曲がりが特徴です。やさしい色合いを引き立てる黒い缶を選んだら、溢れ出すように挿してみて。向かい合うガーベラも加えると、花たちもおしゃべり?
サブ花材のポイントはサクラソウ。くすんだ色合いのつぼみのガーベラに透明感を与えます。はっきりピンクのサクラソウではなく、淡い花色のものを選びましょう。
花・平賀由紀夫 / 撮影・田邊美樹 / 構成と文・鈴木清子 / 撮影協力・かきたねキッチン、リータス

『花時間2018 春号 』
花と一緒に過ごす時間がもっと豊かになりますように…。「美しい写真で綴る、ワンテーマ型・花のマガジン」として、春号は、すべての花好きの方々へ、完全保存版の2大特集をお届けします。
■巻頭特集 エリック・ショヴァン、パリの洗練を紡ぐ
■第1特集 花合わせ色合わせがわかる、人気10花の新しい魅力
■第2特集 プリザーブド&アーティフィシャルフラワー、春夏秋冬のインテリア
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