「コベニちゃんはずっと地獄いたんだろうなぁ」コベニの“普通”に読者から悲しみの声/ジャンプ49号『チェンソーマン』

マンガ

公開日:2020/11/10

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』49号(集英社)

 2020年11月9日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』49号では、『チェンソーマン』第92話が掲載。元公安対魔特異課の少女・コベニがデンジと共に匿われることになるのだが、その様子に読者から「また出てきてくれて嬉しいけど頼むから死なないで…」といった声が相次いでいた。


 前話で血の悪魔・パワーと契約し、力を取り戻したデンジ。戦いの師である岸辺に保護されたデンジは、事件に巻き込まれたコベニも連れて街の奥の錆びれた部屋へ避難する。

 壁際にへたり込んで「これから生き延びれても俺はきっと… 犬みてぇに誰かの言いなりになって暮らしてくんだろうな」と自身の心境を明かすデンジに、コベニは「それが普通でしょ?」とあっけなく返答。さらに「ヤな事がない人生なんて………」「夢の中だけでしょ……」と続けるのだった。

advertisement

 毒親がいる可能性を作中でたびたびほのめかされていたコベニ。このセリフには読者から、「コベニちゃんはずっと地獄いたんだろうなぁ」「『これが普通』って言わなきゃ耐えられない家族と生きてきたなんて辛すぎる」といった声が上がっている。

 また同作ではデンジと親しいキャラクターのほとんどがマキマの策略で死亡しているため、「親密になればなるほどマキマに殺される率が上がってしまう…」「やめろ、ヒロインになるな、頼むから」と恐怖を抱いた読者も多かったようだ。

 これまで辛いことの多い人生を送ってきたであろうコベニには、できれば生き残って幸せになってほしい。

チェンソーマン
『チェンソーマン』9巻(藤本タツキ/集英社)