よく使うショートカットを覚えておけば、作業効率が3倍に! 無意識に使えるようになろう/マンガでわかる Excel⑤
公開日:2021/1/9
必須のショートカットを押さえよう
ショートカットを覚えると、作業の効率が2倍も3倍も上がります。どれも作業中によく使うので、ぜひ覚えてください。


・コピー…………………………………Ctrl+C
・貼り付け………………………………Ctrl+V
・切り取り………………………………Ctrl+X
・元に戻す………………………………Ctrl+Z
・やりなおし(「元に戻す」のキャンセル)……Ctrl+Y
ADVICE
Excelでは、数式(P.116〜)をコピー・貼り付け(P.62〜)する場面が多くあります。数式の入ったセルをコピーしたあとに、セル範囲を選択して貼り付けると、その範囲に数式が一括で貼り付けられます。

ショートカットでこんな操作もできる
右ページのような基本的なショートカットのほか、セルや行/列を削除・追加するショートカットも便利です。
セルの削除・追加
①削除したいセルを選択し、Ctrl+ – を押す
*追加の場合はCtrl+Shift+ + を押す
②削除した分をどの方向に詰めるか選択する
③[OK]をクリックする
④セル自体が削除され、指定した方向に詰められる

ADVICE
値だけを削除するならDeleteを押しましょう。
行/列の削除・追加
①削除したい列にセルの選択がある状態で、Ctrl+Spaceを押す
*行を選択する場合はShift+Spaceを押す
②Ctrl+ – を押す
*追加の場合はCtrl+Shift+ + を押す
③列が削除され、左方向に詰められる

そのほかの便利なショートカットキー


ショートカットの極意
ショートカットを効率的に使いこなすための極意を解説します。以下を参考に、さっそく練習して慣れていきましょう。
極意その1 基本的に左手だけを使うべし
Ctrl、Shift、Altといった修飾キーと、組み合わせるローマ字キーは、左手側に集中しています。そのため、左手だけで押せるようになると、右手はマウスを操作したり、メモを取ったりといった作業に使えます。

極意その2 無意識に使えるようになるべし
本当に考えるべき事柄に頭と時間を使うために、操作部分に当たるショートカットは無意識に使えるようになりましょう。
ショートカットの覚え方には、以下のようなコツがあります。
①自分がよく使うものから覚える
②作業中に繰り返し同じショートカットを使い、体に覚えさせる
③1週間ほど使い続けると、自然に手が動くようになる

ADVICE
そこまで練習しても覚えられないなら、あまり使わないショートカットと判断してもいいでしょう。