『サザエさん』花沢さん流“おいしいお茶の淹れ方”に反響 「たったこれだけ?」「今度やってみたい」

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公開日:2021/7/18

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 7月11日に放送された『サザエさん』で、カツオの同級生・花沢さんとっておきの“おいしいお茶の淹れ方”が披露され、視聴者からはその意外性に驚きの声が多くあがっている。

 話題のエピソードは、「花沢さんの弟子になる」。ある日、波平は花沢不動さんで、花子が淹れたというお茶をごちそうになる。香り立ちもよく、味わいもよいお茶に「いやぁ大したもんだ。カツオにも教えて欲しいくらいです」と感服。花子は「おつでも大歓迎です」とにっこり答える。

 しかし、当のカツオは「花沢さんにこれ以上大きな顔はされたくない」と弟子入りを拒否。と同時に、同級生の中島くんは花子へ弟子入りを志願し、放課後、花沢不動産を訪ねる。カツオは、花子ではなくフネからおいしいお茶の淹れ方を伝授してもらうが、お茶の葉の量やお湯の冷まし加減など覚えることの多さに戸惑う。手探りで淹れたお茶を試飲した波平は「残念ながら花沢さんのお茶には及ばんかもな」とハッキリ伝えるのだった。

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 後日、カツオは家族に黙って花子のもとへ。意地を張ったままのカツオをうまくキッチンに案内した花子は「のぞかれないように見張ってて」「秘伝の淹れ方だから(見られたらまずい)」と忠告し、ティーバッグのお茶を手に。よほど高級な茶葉を使用していると予想していたカツオは、まさかのティーバッグに仰天。そんなカツオをよそに、花子は湯呑にティーバッグを1つ入れ、お水を少々入れた後、しばらく放置。その後、お湯を入れてフタをして20秒ほど待てば、うわさの“おいしいお茶”になると説明する。あまりの簡単さに、カツオが「たったこれだけ?」と驚くと、花子は「これだけだから簡単に教えられないのよ」と照れ笑いを浮かべるのだった。

 独特な方法でありながら、一度は試してみたくなる花子流お茶の淹れ方に対し、視聴者からは「花沢さんの時短でも美味しいお茶飲んでみたいな」「確かに、お湯だけで淹れたものよりまろやかで上質」「花沢さん、お茶淹れるの上手なんだ…素敵じゃないか…」「今日のサザエさん、ティーバッグを使ったおいしいお茶の淹れ方を花沢さんが教えてくれて最高だった」「今度やってみたい」と反響が続々とあがった。