【最新号レポ】「最高にエモい」勇者・ヒンメルの“小さな人助け”が与えた影響は…/サンデー34号『葬送のフリーレン』

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公開日:2021/7/27

週刊少年サンデー
『週刊少年サンデー』34号(小学館)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年7月21日(水)発売の『週刊少年サンデー』34号では、『葬送のフリーレン』第59話を掲載。勇者・ヒンメルの“小さな人助け”が与えた影響に対し、読者から「彼の人助けはちゃんと世界を変えてたんだね」といった声があがった。

 話題の渦中にあるのは、北部魔法隊隊長・ヴィアベルの話。過去にはフリーレンの弟子たちを殺そうとしたこともあった彼だが、同話では「俺は故郷の村を守るためならなんだってする」「でもな、それと関係ない場所でも困っている奴がいたらなるべく手を差し伸べるようにしているぜ」とヴィアベル自身の口から意外な一面が明かされた。

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 じつは彼がそう心がけるようになったのは、ヒンメルのある行動に影響を受けていたため。千鏡の塔の攻略や皇獄竜との戦いといった数々の逸話を残す傍らで、商人の護衛や荷物運びなどの人助けも欠かさなかったヒンメル。“彼の人助けがどれだけの人々を救い、如何に自分たちの村を守ってきたのか”――。その答えをヒンメルの死後に痛感させられたヴィアベルは、ヒンメルと同じように人助けをするようになったという。

 そんな彼の話を聞いて、かつてヒンメルが「きっとこんなことをしたって変わらない」と語っていたことを思い出すフリーレン。続けて「大丈夫だよ。ヒンメル」「世界はちゃんと変わっている」とアンサーを返す… という今回のエピソードには、「最高にエモい」「思わずウルッときちゃった」など多くの人が感銘を受けていた。

 どうやらヒンメルの人助けは、今もなお人々に影響を与えているようだ。


葬送のフリーレン
『葬送のフリーレン』5巻(著:山田鐘人、作画:アベツカサ/小学館)