学校の先にある天文台に興味を示すまよわ。今も営業中だと知ると「まだあったんだ」と呟いて…?/夢想のまち⑤
更新日:2021/9/2
夜の羊雲著の書籍『夢想のまち』から厳選して全7回連載でお届けします。今回は第5回です。海の見える街「雲ヶ浦」に、ひとりの少女・楠まよわが引っ越してきた。まよわがその街にやってきた目的とは? 不思議な街で送る、まよわのまぶしくてほの暗い日常の物語。そして、そこで出会うのは? むくから学校の先にある小さな展望台が現在も営業中だと聞くと、まよわは「まだ…あったんだ」と呟く。
