※この記事は最新話の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　2021年8月24日（火）に放送されたアニメ『転生したらスライムだった件』第44話。クレイマンの幹部・ヤムザが迎えた結末に、「敵ながら居たたまれない…」と憐れむ視聴者が相次いだ。

　ゴブタの介入により、正々堂々と一騎打ちをすることになったヤムザとアルビス。お互いの戦力は互角なようで、どちらも引けを取らないまま激しい戦いが続いていた。するとヤムザは、腕輪の力を使って自分の分身を作成。2人がかりでアルビスに襲い掛かろうとする。

　この期に及んでまだ卑怯な手段をとろうとするヤムザに、アルビスは「お粗末な切り札ですこと」と呆れ気味。圧倒的な力で、いとも簡単にヤムザの分身を消し去ってしまう。

　容赦ないアルビスの攻撃に負けを悟ったヤムザ。降伏を決意した瞬間、「私がそれを許すはずがないだろう？」とクレイマンの声が響き渡る。そのままヤムザの体は乗っ取られ、巨大な化け物の姿に。

　化け物となったヤムザを止めるべくアルビスは攻撃を加えるものの、全く効いていないよう。このままでは甚大な被害が出てしまうと思われたが、そこへベニマルが登場。アルビスも手こずった化け物を、あっさりと跡形もなく消し去るのだった。

　何も成せないまま消滅したヤムザへ、視聴者からは「化け物にされた上すぐ倒されるとか可哀想」「『お止めくださいクレイマン様』って言うヤムザは助けてあげたかった…」などのコメントが続出。

　散々憎まれるような行動をとってきたヤムザだが、さすがに今回は同情を禁じ得ない。

アニメ『転生したらスライムだった件』
放送時間：毎週火曜23：00～（TOKYO MX）/その他放送各局による
原作：川上泰樹、伏瀬、みっつばー
監督：中山敦史
出演：岡咲美保、豊口めぐみ、前野智昭、古川慎 ほか

公式サイト：https://www.ten-sura.com/anime/tensura