※この記事は最新話の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　2021年9月2日（木）に放送されたアニメ『ひぐらしのなく頃に 卒』。第11話では「祟騙し編」の意外な真実が明らかになり、「あれは圭一が見た景色じゃなくて、沙都子のシナリオを再現したものだったのか…」などとSNS上で話題になった。

　叔父の鉄平を殴り殺した後、何食わぬ顔で綿の供養祭“綿流し”に参加する北条沙都子。村人たちの前では鉄平から解放された悲劇のヒロインを演じ、圭一たちとともに穏やかな時間を過ごしていた。

　やがて古手梨花の奉納演舞が始まると、沙都子は圭一を連れて神社の外へ。“渡したいものがある”と言って彼を北条家に招き入れ、圭一が部屋の惨事を目の当たりにした瞬間――彼の頭上にバットを振り下ろすのだった。

　じつは前作『ひぐらしのなく頃に 業』で放送された「祟騙し編」では、圭一にバットを振り下ろしていたのは北条鉄平。しかし実際はこの時すでに鉄平は事切れており、彼を殺したのも圭一を殴ったのも全ては沙都子による犯行ということに。

　加えて彼女は現場へ駆けつけた大石蔵人に対し、“鉄平が圭一に襲いかかった”“圭一も鉄平を執拗に殴り続けた”などと一連の出来事を説明。その嘘の証言を再現したシーンこそが「祟騙し編」で描かれた惨劇の場面だったようで、SNS上には「祟騙し編の圭一VS鉄平の場面は、沙都子の妄想だったってこと!?」「完全に騙されたわ！」といった反響が寄せられている。

　次々と明かされる惨劇の真実。次回はいよいよ新章「神楽し編（かぐらしへん）」に入るそうだが、心して待ちたい。

アニメ『ひぐらしのなく頃に 卒』
放送時間：毎週木曜 23：30～（TOKYO MX）/その他放送各局による
原作：竜騎士07/07th Expansion
監督：川口敬一郎
出演：保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり ほか

公式サイト：https://higurashianime.com/