相手を思いやる気持ちが大切! 仕事をしやすくする「上手なお願いの仕方」/「夢を手に入れる」人がやっている時間術
公開日:2022/3/1

お願い一つで仕事のしやすさが変わる
必要事項は5W1H、いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやってで漏れなく伝える
仕事の依頼をするとき、「誰にお願いしても同じ成果物となる」ように説明方法を工夫します。
NG例…「新製品の紹介ペーパーをつくってほしいんだけど……」
OK例…「新製品のラインナップ紹介のために、PowerPoint2〜3枚程度で資料をお願いできるかな? 来週金曜日にお客様に提出するから、一次案を水曜日に見せてもらえる?」
「分からない点があれば、火曜はずっと社内にいるから声をかけてね」とフォローをするのも忘れずに。

なぜお願いをしたのか具体的に伝える
「データ集計がとても速いから」急ぎのExcelでの作業をお願いする。
「トークスキルに長けているから」先輩に商談やプレゼンに同席させてもらう。
なぜお願いをするのか、簡単に添えることが大切です。
「お客様にまず興味があるか聞きたく、商品の概要が分かるパンフレットをいただけますか?」と他部署に確認した際、「それならこっちの資料がいいよ」と助言をいただいたことがあります。
理由を添えると意図が伝わりやすく、業務もより円滑に進みます。
声かけの前のおもいやりとは?
自分が一番声をかけたい時間こそ、声をかけるのは一呼吸置いてからにすることにしています。
外出から戻ってきてすぐの先輩、長電話が終わってすぐの上司は、本人が頭の整理をしたいかもしれません。
どちらも気持ちよく話すことができるのは、2〜3分ほど空けた後の時間。どうしてもの急ぎでない場合は、このように少し時間を空けています。
何段階にも分けてお願いする
特に後輩に仕事をお願いする際、何段階かチェックをして仕上げていくことが重要です。
一度目は、大まかに構成案をつくってもらい、二度目はしっかりと内容を記載、最後は誤字脱字まで確認するようにお願いをして〝細かな締め切り〞を設けます。
例えば、新製品の企画書では、1〜2日で大まかなたたき台を作成、その後記載する内容を2日程度で考案し、誤字脱字チェックを含めた資料作成を2日でお願いします。
だいぶ経ってから大幅な軌道修正が必要になる懸念もなくなりますし、だんだんとブラッシュアップしていくことができます。