1LDKで同棲中!『バチェラー・ジャパン』シーズン4黄皓さん&秋倉諒子さんのその後…ケンカと仲直りをくりかえす、2人の素顔とは?

エンタメ

公開日:2023/1/14

 2021年の年末に完結した恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4で、バチェラーを務めた実業家の黄皓(こうこう)さんとパートナーに選ばれたモデルでパーソナルトレーナーの秋倉諒子さん。その後も真剣交際を続ける2人は、SNSで積極的に発信するなど今も多くのファンを魅了している。

 交際を公にして1年以上が経ち、今では同棲生活を送っているという2人。最近は「よくケンカをする」といい、2022年12月24日(土)のクリスマスイブ当日、このインタビューをした時もケンカ中で、何度も火花を散らしかけたが、その様子は漫才コンビのように見えることも。ますます関係が深まっていることをうかがわせる2人の生活について、いろいろと話を聞きました。

(取材・文=松山ようこ 撮影=後藤利江)

advertisement

――黄さんはパーソナルジム関連の会社を経営していて、諒子さんもパーソナルトレーナーとしても活動しています。その分野で一緒に仕事をすることは?

諒子さん 今の所ないです。例えば、2人で健康について語るような取材を受けるといったお仕事ならありますけど、その分野で一緒に仕事をするということはないですね。

黄さん そうだね。ウェルネス系のイベントに一緒に出るとなると、僕ら2人とも同じ文脈になるからね。でも僕は組織を束ねて、世の中に健康を届ける。一方、彼女は目の前にいる一人ひとりを、全力でサポートする。

 だから、やってる内容は違えど、目指しているものは「人の健康」ということなので、そういう意味では一緒なんですけど、やり方とか取り組む方針とかは全然違います。だから、もちろんリスペクトもしてるけど交わらないんです。

――多忙とは思いますが、同棲生活で2人の食事はどうしていますか?

諒子さん 私が料理することもありますが、一緒に食べることは最近はほとんどないです。

黄さん 一時期は本当に忙しくて、ちょっと揉めたというか(諒子に)怒られました。「一緒に住んでるからってナメんなよ」って。

諒子さん そんな言い方してない!

黄さん それで僕も反省したので、今は週1~2回は外食したりして、夜ご飯を一緒に食べるようにはしています。

――それでも同棲しているカップルとしては少ないですよね?

黄さん いや、今までの僕は月に1回か2回しか恋人に会ってこなかったんです。だから、そもそも同棲も僕の中ではすごいことですし、週1~2回のご飯も大進歩なんです。それだけ諒子は特別ですから。それに、家には必ず帰るんだけどな。

諒子さん いやいや、家に帰るのは普通なことだよね。ほんと同棲してたら、毎日ほぼ一緒に食べられると思うんですけど、仕事があるから…。

黄さん やっぱり僕は経営者だから、会社と個人の間が曖昧なんですよ。だから可能な限り、友だちモードの日になったら、最近は彼女にも声かけるようにしています。「友だちといるからおいでよ」って。

諒子さん ありがたいです。

――番組が終わってからも、2人はSNSなどで発信を続けています。家に帰ってきてから素の姿を見せることに戸惑いはなかったのでしょうか?

諒子さん 正直、最初は結構葛藤がありました。どこか理想とされている私と本来の私が違うんじゃないかとか。今までの生活と帰ってきてからの生活にギャップがありすぎて、戸惑いました。

 それでも、幼馴染とかには「全く一緒だよ」みたいに励まされたんですけれども、あの番組を観てくださった方のなかには「こうあるべき」みたいな意見もすごくあったんです。だから私が何かちょっとでも違うことをすると、「こんな人だったんですね」みたいな言葉とかも結構あったりとかして…。

――どんなことに対して、何を言われたんですか?

諒子さん なんだっけな?(笑)

黄さん ものすごいわかりやすいたとえで言うと、諒子はすごいいいコで何事もちゃんとしてるのに、例えば2人で街に出てる時とかに自撮りしてインスタあげた時に、「マスクもしないような人たちなんだね」とか。今でもありますよ。もちろん屋外でのマスク着用が原則不要となった後のことなんですけど。

諒子さん 結局、何をしても批判する人はいるので、何かそういうのは少し割り切れたかなって感じなんですけど、最初の頃はかなり気にしていました。

――黄さんはあまり批判の声を気にしなそうな…。

黄さん 気にしますよ。僕、すごくメンタル強いふうに見えるかもしれないですけど、全然強くなくて。諒子はよく知ってると思います。

 結果、立ち直るんですけど、メンタルはやっぱり傷つくんですよね。ただなんか3年もこうやってメディアに出るようになってくると、何かコツみたいなのがわかってきました。

――気にしないコツですか?

黄さん はい。なんていうか、世間のイメージはある程度なら悪い方がいいなと思うようにしたんです。

――え! 悪い方がいいんですか!?

黄さん もちろん、今もベースには僕を支援してくれるリアルな人がちゃんといるから、そういった近くの人たちには変わらず応援していてほしいんですけども。やっぱり人って遠くなるほど、イメージ悪い人の方が話したくなるし、名前をあげたくなるし、叩きたくなるわけです。でも、元がイメージ悪いと、伸びしろしかないですよね。

 それに、僕は自分の生き方には自信があるし、誰に対しても後ろめたさはありません。僕のイメージが悪いという人も、実際に面と向かって話したり、僕の発信を見たりしたら、イメージ良くなると思ってますから。(悪いイメージを持っている人を)もうファン予備軍って呼んでもいい(笑)。

――自宅から2人でコラボしてYouTubeやインスタライブもしています。プライベートと仕事の区別がつきづらくはならないのでしょうか?

諒子さん 最初は少し思うところがありました。これまではプライベートを表に出したり、ありのままの姿を多く発信するのに抵抗があったりしたのですが、今の事務所の考え方は真逆だったので、むしろ大丈夫かなという戸惑いですね。でも、今なんかスッピンまで平気で出しちゃってます。やっぱり時代というか、適応していくのがいいのかなと考えるようになりました。

黄さん 僕はそこは気にならなかったです。諒子のほうが、ちゃんと切り替えしたいだろうから、僕が一人でたまにインスタライブを家でやってると、申し訳ないなって思うくらい。もう少し広い家に引っ越して、周りの目を彼女が気にしないようにできたらいいなと思っています。

 というのも今、うち1LDKなんですよ。一部屋が広いんですけど、同じ空間だから区切られてないと気を遣わせちゃうかなと。

諒子さん うんうん。彼がインスタライブやってると、向こう側のキッチンに行けないからお水が飲みたい時にも行けないみたいな不便があるんです。でも、それが私は今、なんか楽しいなって思ってるんですけどね。もう慣れちゃって。

 だって部屋が1つしかないから、いつも彼がどこかにいるんです。そうでなくなったら寂しいかなとも思っていて。そもそもあんまり家にもいないですし(笑)。

黄さん ずっと2LDKか3LDKがいいって騒いでたのに、最初はこのままでいいって言い始めてる(笑)。

――そんなところも愛おしい、それも含めて受け入れるという関係の深まりを感じます。

黄さん いや、ちょっと面倒じゃないですか? あはははは。

諒子さん なんでハオハオが言うの? 私の気持ちの話だったと思うんだけど(笑)

――2人はケンカしても仲直りが早くて、必ず同じベッドで寝るそうですね。

黄さん 絶対同じベッド派です。もうね、別の部屋に行っちゃったら、仲直りするきっかけがなくなっちゃいます。ほんとよくケンカするので(笑)。

――仲直りのきっかけは、黄さんが謝ることが多いんですか?

黄さん そうですね。まあ彼女の機嫌が直ればケンカは終わります。

諒子さん 謝んないですよ。この前だって大げんかした時、1回も謝らなかったじゃん。

黄さん 諒子こそ謝らないランキングで日本ランキングがあったら、3位ぐらいには絶対入るね。

諒子さん じゃあハオハオは2位です。

 この後、付き合った当初と諒子さんの印象が変わったと話す黄さん。諒子さんが色んな感情を表わすようになったそうだが――。

――ん? 以前のような熱量がなくなったみたいな話に……(笑)。

諒子さん 違う違う違う! 何かちょっとおかしい(笑)。

黄さん これちゃんと録音して、ちゃんと書いておいてください(笑)。諒子、「太陽マインド」だよ? ちょっと肩甲骨を動かしてさ。

諒子さん いけない! 動かします。呼吸しなくちゃ。あはははは。

黄さん 自著にも書きましたが「世界中が敵に回っても、味方でいてくれる」関係としてイメージしてるのは、うちの両親なんです。怒鳴り合ったり、物を投げ合ったりしてケンカするんですが、40年ずっと一緒にいて、困難な時もそばにいたので。

 でも僕らの場合、たまに「世界は全然僕の敵じゃないのに、諒子だけが敵な瞬間もあるんですよ(笑)。世界中が僕の味方なのに諒子だけが、後ろから「バンバン!」って撃ってくる。そんなこともありますが、仲は変わらずいいですね。

諒子さん 撃たせないでくれよ。

黄さん 撃つなよ(笑)。

――あはははは。2人で漫才ができそうですね。

諒子さん この前、友だちにも言われました。インスタライブでもケンカみたいになってたので。

黄さん お互い結構頑固なんですよ(笑)。

あわせて読みたい