【スペシャルトーク】GENERATIONS・片寄涼太×THE RAMPAGE・RIKU×FANTASTICS・木村慧人×PSYCHIC FEVER・WEESAが『小説 BATTLE OF TOKYO vol.5』の魅力を語りつくす!【前半】

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公開日:2023/7/15

 6月13日、次世代エンタテインメントプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」の原作小説最新巻である『BATTLE OF TOKYO vol.5』(月島総記:著/角川文庫)が、株式会社KADOKAWAより発売された。7月19日には新アルバムが発売、7月10~14日には新MVが公開。さらに7月21日からは通算3度目となるライブ「BATTLE OF TOKYO 〜CODE OF Jr.EXILE〜」も開催が予定されるなど、プロジェクトはこれまでにない盛り上がりを見せている。

「BATTLE OF TOKYO」の物語で自身が考案したキャラクターが活躍する、GENERATIONSの片寄涼太さん(≒シャーロック/MAD JESTERS)・THE RAMPAGEのRIKUさん(≒ベイリー/ROWDY SHOGUN)・FANTASTICSの木村慧人さん(≒ケイン/Astro9)、PSYCHIC FEVERのWEESAさん(≒マリク/DUNG BEAT POSSE)に、原作小説最新巻の感想を語り合っていただいた。

■「BATTLE OF TOKYO」とは?
Jr.EXILE世代と呼ばれるLDH所属の5グループのメンバーが、別名を持ちキャラクター化して、「超東京」なる別世界で闘いを繰り広げる次世代エンタテインメントプロジェクト。原作小説をはじめ、楽曲、MV、アニメーションと、幅広いメディアミックス展開が注目される。
GENERATIONSは「コピー(複製)」のスキル(異能)を持つ怪盗団・MAD JESTERSに。THE RAMPAGEは「プロテクト(守護)」のスキルを使う用心棒組織・ROWDY SHOGUNに。FANTASTICSは「コンバージョン(変換)」の異能を持つトラブルシューター集団・Astro9に。BALLISTIK BOYZは「スキャニング(解析)」のスキルを持つハッカーチーム・JIGGY BOYSに。さらに第一部完結篇となるvol.5には、PSYCHIC FEVERが「マージ(合成)」の異能を駆使する闇の武器商社・DUNG BEAT POSSEとして初参戦し、話題を集めている。

【スペシャルトーク】GENERATIONS・片寄涼太×THE RAMPAGE・RIKU×FANTASTICS・木村慧人×PSYCHIC FEVER・WEESAが『小説 BATTLE OF TOKYO vol.5』の魅力を語りつくす!【前半】

新チームDUNG BEAT POSSEが初登場
4つのチームとどう絡んでいくのか?

──第一部完結となるvol.5をみなさんどのように楽しまれましたか?

RIKU(≒ベイリー/ROWDY SHOGUN) 僕は普段あまり活字の本を読むことはないんですが、あっという間に読んじゃったんです。それってめちゃくちゃ面白かった証拠じゃないかな、と。バトルも過去最高に熱かったですね。ベイリーはまあまあ負けまくってるんですが(苦笑)。

片寄(≒シャーロック/MAD JESTERS) vol.4までに出てきた謎をほぼ全て回収する、ストーリーのまとめ上げがとにかくすごいなと思いました。あとは個人的な感想として、シャーロックさんが役得だな、と(笑)。vol.4の最後で銃弾に倒れてずっと眠っているんだけれども、終盤で……。

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RIKU かっこよすぎですよ! 実は何十手も先を見て動いていて、結局シャーロックの思惑どおりに4つのチームは動いていたんじゃないかと思ったりしました。

【スペシャルトーク】GENERATIONS・片寄涼太×THE RAMPAGE・RIKU×FANTASTICS・木村慧人×PSYCHIC FEVER・WEESAが『小説 BATTLE OF TOKYO vol.5』の魅力を語りつくす!【前半】
「バトルも過去最高に熱かったです」(RIKU)

片寄 僕がこうして欲しいと言ったわけでは全くなくて、気づいたらこんなにいい役どころになっていたんです。(他の3人の方に顔を向けて)裏で手を回したわけじゃないんだよ?

3人 (笑)

木村(≒ケイン/Astro9) 分かります。ケインもvol.4のラストでめちゃいい出番をもらっているんですが、そういう展開があるって知らなかったんです。小説を読んで初めて知って驚いたというか、「ありがとうございます!」となりました(笑)。

片寄 分かる、分かる(笑)。RIKUのベイリーも大活躍だったよね。「生まれてすぐ親に捨てられて、ライオンに育てられた」というエピソードが出てきた時はびっくりしたけど。BATTLE OF TOKYOのキャラクター設定はだいたい自分で決めているけど、あのエピソードもRIKUが自分で決めたの?

RIKU いえ。本を読んでいて、「えっ、そうなの!?」って(笑)。ライオンの「親父」が死んだ後、お金を稼ぐために六本木の地下格闘技場で戦っていたら、ルプスたちと出会ってROWDY SHOGUNのメンバーになった。そういう生い立ちを話したことで、それまでずっと敵対していたMAD JESTERSのゼロと仲良くなる。「守りたい仲間がいる」という点では俺たち同じじゃん、となるシーンは大好きでしたね。ちなみに、大嫌いだったのは、DUNG BEAT POSSEです。

WEESA(≒マリク/DUNG BEAT POSSE) えっ!?

木村(≒ケイン/Astro9) 僕も嫌いです(笑)。vol.4の最後のシーンで「アストロパークの観客を助けるために」という目的で4つのチームがまとまって、ある意味ひとつになって。そこからどうなるのかなと思ったら、DUNG BEAT POSSEが敵として目の前に現れた。ただでさえ新チームって目立つのに、7人の能力が強すぎるし常にいい場面で出てくるんですよね。ずるいです(笑)。

WEESA すみません!(笑)

──vol.5で初登場となる7人組の新チーム、DUNG BEAT POSSEは世界を股にかけて活躍する武器商人。独自のスキルは「合成」。堂々たる悪役(ヴィラン)です。

WEESA 現実の僕らのグループ、PSYCHIC FEVERは2019年に結成して2022年にメジャーデビューだったので、BATTLE OF TOKYOのプロジェクトが始まった後にできたんです。先輩方が超東京で別のキャラクターになり別の世界でも活躍しているのを見て、憧れていたんです。vol.5で初めて自分たちがBATTLE OF TOKYOの中に出てきたのを読んだ時は、めちゃくちゃテンションが上がりました。4つのチームを潰そうとしているイヌイ(ブルーシールド異能犯罪対策部隊の長)の側に付いている、敵役の立ち位置だと思うんですけど、目立ってイイなとも思っています(笑)。

【スペシャルトーク】GENERATIONS・片寄涼太×THE RAMPAGE・RIKU×FANTASTICS・木村慧人×PSYCHIC FEVER・WEESAが『小説 BATTLE OF TOKYO vol.5』の魅力を語りつくす!【前半】
「先輩方が別の世界でも活躍しているのを見て、憧れていたんです」(WEESA)

RIKU 「合成」って能力がチートなんですよ。ベイリー、全く歯が立たなかったです。

WEESA 僕はマリクというキャラクターで、体の中でいろいろな武器を合成してバトルになるとそれを使う。ベイリーさんにも勝たせていただきました(笑)。

RIKU マリク、今のところ弱点がないんですよね……。

片寄 でもさ、まだ小説の中に出てきていないだけで、何かあるんじゃない? 例えば、くすぐられるのにめっちゃ弱いとか。

RIKU それ、採用してほしいです!!(笑)

片寄 PSYCHIC FEVERがDUNG BEAT POSSEとして出てくることは、前回のライブでお披露目だったんだよね。

WEESA そうですね。前々回の、BATTLE OF TOKYOとしての一番初めのライブの時に、PSYCHIC FEVERの結成が発表されたんです。前回のライブで、DUNG BEAT POSSEとして活動することがお披露目になって。BATTLE OF TOKYOがなかったら、PSYCHIC FEVERもDUNG BEAT POSSEも存在しなかったかもしれないんですよね。

木村 ライブの伏線が小説で回収された、みたいな感じですよね。そういうエピソードも、ちょっとずるい(笑)。かっこいいです。

RIKU ストーリー的にはvol.5でひとつのピリオドが打たれているんですが、最後に書いてありました。「シーズン2に続く」。これから先、4つのチームとDUNG BEAT POSSEがどう絡んでいくのか、楽しみで仕方ないです。

(取材・文=吉田大助 撮影=川口宗道)

■BATTLE OF TOKYO公式サイト
https://battleoftokyo.jp/
■BATTLE OF TOKYO公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCCAFzScnTAKPEubuXEoFItg