生き別れの息子との突然の共同生活が、引きこもり作家の想像力を変えていく!『傑作はまだ』瀬尾まいこインタビュー

小説・エッセイ

2019/3/16

 生き別れの親子の再会、と聞いて思い浮かべるのはどんな場面だろう。「憎しみや愛情や後悔、いろんな思いがあふれ盛り上がるはず」だと引きこもり作家の加賀野は思う。だが突然押しかけてきた25歳の息子・智を前に彼は困惑するしかできず、智は驚くほどてらいなく「しばらく住ませて」と言う。そんな、いわゆる〝感動〟とはほど遠い軽妙な... 続きを読む