“空白の2年”に寄せていた心の波 そこから生まれた人と医療の物語『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子インタビュー

小説・エッセイ

2019/4/24

「最初に浮かんできたのはね、冒頭の場面なんです。開け放した施療院の戸からは、気持ちよい春の風が、満開のシュダの花の香りを運んできているのに、そこにいるホッサルは、なぜかカリカリしているんです(笑)」 上橋菜穂子 うえはし・なほこ●東京都生まれ。作家、文化人類学者。1989年『精霊の木』でデビュー。2014年“児童文学... 続きを読む