デートの待ち合わせには「文庫本」を持っていくべし! 美琴流「恋を叶える! アイテムの選び方」【後編】

恋愛・結婚

2019/5/29

「モテる女性の条件は、自分にモテていること」

 そう語るのは、「魅力開花アドバイザー」として活躍中の人気ブロガー・美琴さん。

「自分にモテる」とは、言い換えれば「自分に自信を持つ」ということだが、これが難しい。自分のことが好きだと胸を張って言える人は、なかなかいないだろう。

 しかし、服やアクセサリー、コスメといった「アイテムの力」を借りれば、自分に自信をつけることができ、恋もうまくいくようになると言う。

「デートが絶対うまくいく必須アイテム39」をまとめた注目の書籍『モテちゃうけん、気をつけて♡』を出版した美琴さんに、アイテム選びの極意を教えてもらった。

『モテちゃうけん、気をつけて♡』(美琴/KADOKAWA)

モテる女性は「自分にモテている人」

――この本のタイトルは『モテちゃうけん、気をつけて♡』ですが、美琴さんが考える「モテちゃう女性」ってどんな人ですか?

 一言で言うと、「自分にモテている人」ですね。

 私が20歳の時に、めちゃくちゃモテているAさんと、全然モテていなかったBさん、二人の女友達がいたんですけど、こう言うと、「Aさんは絶世の美女なのかな?」と思いますよね? 実は逆で、Bさんの方がとても可愛い人だったんです。

――それは興味深い! でも、Aさんの方がモテていたんですね。

 そうなんです。Aさんはぽっちゃり体型で美人タイプではなかったけれど、「男って、ぽっちゃり好きだよね」という感じで、自分に自信を持っていた。だから、男性にもモテていたし、つねに彼氏がいました。

 一方のBさんは、誰が見ても可愛くて、男性からデートに誘われることもあったのに、「行ったら嫌われる」と自分でシャットダウンしてしまっていた。

「美琴ちゃんはまだ20歳でいいな。私なんてもう22歳、おばさんだよ」と言われた時は衝撃でした。十分若くて可愛いのに、自分でそう思い込んでしまっていたんですね。その考えのせいで彼氏ができなかったし、できても、ひどい扱いを受けたりしていました。

――なるほど。モテる要因は外見だけじゃない、ということですね。

 はい。二人の違いは「自分にモテている」かどうか。自分で自分を認めてあげられないと、いくらモテても信じられないし、男性にも大切にしてもらえないんですよね。

 だから、恋をしたいならまず「自分にモテる」ことが大事なんですけど、なかなかそう思うのは難しいから、私は「アイテムの力を借りよう」と提案しているんです。

――アイテムの力を借りて、自分に自信をつけよう、ということですか?

 そうそう! 服やアクセサリー、コスメといったアイテムを持つことで、自分に自信をつければいいんだよ、と。

 自信を持てれば自分の魅力が開花して、周りからの扱われ方も変わるんです。

最強のデートアイテムは「待ち合わせの文庫本」

――本では様々なデートアイテムを紹介されていますが、美琴さんが一番オススメしたいアイテムはどれですか?

 一つだけ挙げるとしたら、「待ち合わせの文庫本」ですね。デートに「本」って意外かもしれないけど、私自身もこのアイテムをきっかけに告白されたことがあるんです。

 まず、本を読んでいる女性の姿が美しいし、なかなかいないから「レア感」が出るんですよ。今は電車でも待ち合わせ場所でも、みんな猫背でスマホを見ていますよね。そんな中で背筋を伸ばして本を読んでいる女性がいると、凛として見えるし目立つ。もう、それだけで一目惚れされますよ(笑)。

――確かに目を引きそう! 本を読むだけで、そんな効果があるとは!

 しかも、自分も楽しいんですよ。最近「SNS疲れ」ってよく言われますけど、友達が彼氏とラブラブな様子を見ると、自分と比べて落ち込みますよね。デート前はSNSよりも本を読むのがオススメです。ぜひ次のデートでは本を読みながら彼を待ってみてください。

 それに、自分の世界に夢中になっている女性は魅力的なので、男性が追いかけたくなる。一石三鳥ですよ!

――ちなみに、どんな本を読むのがいいんですか?

 私のオススメは江國香織さんの小説です。江國さんの作品って大きな事件は起きないけれど、日常のささいなことが丁寧に淡々と描かれていて。読み終わったあと、ふと目の前を見ると、「あぁ、この世界もときめきに溢れてるんだな」と思えるんです。

 ときめきをキャッチするアンテナが磨かれて、拾えるようになるというか。その感覚が私はすごく好きなんです。

――わかる気がします。小説を読む醍醐味ですよね。

 恋愛小説を読んでいると、目の前の出来事が脳内で小説っぽく再生されたりしませんか? 「女がふと右を見やると、美しい顔だちの男が現れた。彼もこちらを見ている」みたいな。私だけかな?(笑)

――それ、面白い!

「自分が小説の主人公」感が出るんですよね。そう思うと、電車の座り方一つでも変わってくると思うんです。「女は猫背でスマホをいじっていた」だと画にならないじゃないですか。

 ハッピーエンドのドラマや映画を見ても「私には関係ない」と他人事にしてしまう人が多いけど、恋愛小説を読むと「私は、人生というストーリーのヒロインなんだ」ということを思い出せる。無意識に自分を脇役にしてしまっている人には特にオススメです。

――なるほど。恋愛小説を読みたくなりました!

 ぜひ、本屋さんにお気に入りの一冊を探しに行ってみてください!

 アロマエッセンスを選ぶように、「今日はどんな感情を自分に入れたい?」と考えながら本を選ぶと楽しいですよ。恋愛で味わってみたい感情をセレクトするんです。

「今日はドキドキやキュンキュンを感じたい」とか、「ジェットコースターみたいな恋愛は嫌だけど、ちょっと味わってみたい」とか、みんな欲しい感情があるはず。小説を読むことで疑似体験してみると、自分の好みもわかるようになります。

 恋愛小説は男心も学べるので、今彼氏がいなくてもシミュレーションしながら楽しんでほしいなと思います。

――味わってみたい感情で本をセレクトするって、素敵ですね!

 いいですよね! 私はお風呂で本を読むのが好きなんですけど、入浴は美容にもいいから、デートの前日に本を持ちこんで美容タイムを作るのもオススメですよ。

 ぬるめのお風呂に、胎児のようなポーズで頭まで全部浸かると、むくみが取れるんです。カイロプラクティックの先生も、全身浴をすると重力から解放されて、筋肉と骨が正常な位置に戻ると仰っていました。

――本とお風呂のセットはデート前に最強ですね。

 私は夕方にデートの約束を入れて、それまで何度もお風呂に入ったりしてました。家にいながらにして、温泉旅行に行ったみたいにリフレッシュできるんですよ。お肌が潤うし、内側からにじむような血色も出て、ツヤツヤになれます。

 漫画や本が置いてある日帰り温泉施設に行くのもオススメです。岩盤浴なんかもしたあとでデートに行くと、「肌、綺麗だね。今日はツヤッとしてるね」とよく言われました。疲れや我慢、ストレスが溜まっている方は、ぜひ時間を作ってやってみてください。

――最後に、この本はどんな人に読んでほしいですか?

「私なんて」と自分に自信を持てない方や、世間の常識に囚われて「いい子でいなきゃ、嫌われないようにしなきゃ」と思っている方にぜひ読んでほしいですね。

 私、この世界は遊園地だと思ってるんです。メリーゴーランドでときめいたり。ジェットコースターでスリルを味わったり、お化け屋敷で泣いたり。人生は遊園地みたいに全部ひっくるめて楽しむもの。

 だから、本では「自分の可能性を捨てずに好きな人生を生きようよ、なりたい私になってジャンジャン楽しんじゃおうよ」と、人生の楽しみ方を提案しています。皆さんが本来の自分に戻って、ときめく世界を楽しむきっかけになれたら嬉しいです。

取材・文=渡辺絵里奈 撮影=内海裕之

【プロフィール】
美琴(みこと)
魅力開花プロデューサー、パワーブロガー。新婚時代、喧嘩ばかりで離婚寸前に。「私の人生の主役は私」と心に決め、尽くすだけの専業主婦から卒業。パートナーシップを見直したことで夫から溺愛されるようになる。人生が劇的に変化した経験から、外見と内面の両方からのアプローチで女性の魅力を一気に開花させる活動を開始。恋愛セミナー、デート講座、顔タイプ診断レッスンは全国から参加者が集まり即満席に。「自分の魅力を発見できた」「3年ぶりに彼ができた」「プロポーズされた」など、女性を中心に圧倒的な支持を得ている。二児の母でもある。

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