「岩井映美里」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2019/6/25

岩井映美里"

編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。
第214回となる今回は、テレビアニメ「キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま」でコップのかみさま ちゃこ役などを演じながら、テレビアニメ「消滅都市」ではSPR5のナミ役としてリアルユニットでも活躍する岩井映美里さんです。

――子ども向け作品への出演からアイドル活動まで、幅広く活躍されていますが、そもそも声優を目指したきっかけは?

岩井:小さい頃から、アイドルの方や歌手の方などマイクを使ってお仕事をする人のパフォーマンスをする人の姿に憧れていて。ただ表舞台に立つには自信が無くて自分には向いてないなと思っていたんです。そんなときにアフレコ現場の映像を見て、かっこいい、自分もやってみたい!と興味を持ち始めたのがきっかけだったと思います。もともとアニメが大好きで観ていたので、声優になれば可愛い女の子になれる!人間以外にもなれる!魔法が使える!と興味もどんどん加速していきました。

――アニメはどんな作品を見ていましたか?

岩井:子ども向けから、感動して泣ける作品、深夜帯のアニメまで、何でも。特に好きだったのは、「ぴたテン」「ケロロ軍曹」「苺ましまろ」みたいに、まるくてふんわりしててほっぺたがぷにっとしたキャラクターが出てくるアニメです。「CLANNAD」も好きだったし、「わがまま フェアリーミルモでポン!」とか「カードキャプターさくら」などは、夏休みに長編アニメを一気見するという一つの課題を作って一気見したりしてました。

――毎週一話ずつ見るのとは違った楽しみがありますよね。

岩井:そうですね。一気見は今でも続いていて、この前は「ママレード・ボーイ」を見ました! 中国に住んでいたとき、毎週一話ずつ見る習慣があんまりなくて。一気見が習慣化したところもありますね。

――中国に住んでいる当時も、日常的にアニメにふれていたと。

岩井:はい。中国の人たちも、日本のアニメに注目していると思います。中国の同年代の子と話すと、コナンやナルトが好きっていう子がけっこういたので。国が違っても日本のアニメの話題で盛り上がれるのは嬉しいし、日本人として誇らしい気持ちになりました。そういう経験もあって、声優になりたいという気持ちが強くなったと思います。

――大学入学で日本に戻り、日本ナレーション演技研究所へ。同時に大学にも通われていましたが、在学中に打ち込んでいたことは?

岩井:アルバイトでいろいろ経験したのを覚えています。編集社でのアルバイトをしたり、ホテルのクロークをしたり。思い立ったらすぐに行動するほうで。でも、大学2年生まではドイツ語の授業がみっちり詰まっていて、ずっと勉強していたような気がします。本当は大学4年生になったらドイツに留学しようと思っていたんですよ。でも、すでに事務所への所属が決まっていて。迷った結果、声優の道を選びました。

――それは迷ったでしょうね。留学は一旦あきらめて…

岩井:はい。今では、私には声優の仕事しかないと思っているので、お仕事でドイツに行けたら幸せです(笑)。アニメ関連でヨーロッパ方面に行くことはあまりないかもしれないけど…。外国にはいろいろ行ってみたいですね。

――自分には声優の仕事しかないって実感されていると…?

岩井:今こうして声優のお仕事をさせていただいて、まだまだ頑張りたいと思えるんです。自分が頑張りたいと思えるものに出会うのって結構難しいと思います。他の仕事だったら、そう思えないかもしれない。いろんなキャラクターに出会って、作品を通してふれてくださった方の楽しそうなお顔を見られることやお手紙などでお声をもらえるのがすごく嬉しくて。作品のために、応援して下さる方のために、と思うと自然にパワーが出てきて頑張れます!

――ファンの方との交流を楽しんでいるんですね。ところで、2017年のWeb生放送アニメ「直感×アルゴリズム♪」ではシー役に。中国語を話すキャラクターで、中国にいた経験が生かされています。

岩井:日中合同制作の作品で、とてもいい経験でした。日本と中国の文化の違いも目の当たりにしましたね。同時配信でしたけど、それぞれ反応が違うんです。日本ではニコ生が習慣化しているから気軽にコメントしている感じですけど、中国では同じようなノリでは盛り上がらなかったりとか。それでも、どちらの国でも作品を楽しんでくださっているのがわかってうれしかったです。

――2018年は、「おしえて魔法のペンデュラム~リルリルフェアリル~」の花園ありす役、「キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま」のちゃこ役など、子ども向けの作品にも参加されています。

岩井:じつは、もともと子ども向けの作品に出たいと思っていて。出演が決まったときは嬉しかったです。自分が演じたキャラクターのおもちゃが出るのがずっと夢でした。そういえばこの前、ボイスチャットできるゲームアプリで、小さなお子さんと言葉を交わす機会があったんですよ。どんなアニメを見ているか聞いたら、「ここたま、みてるよ」って。うれしい!と思いました。ゲームで物資を集めながらそんな会話を(笑)。

――(笑)。今年出演したテレビアニメ「消滅都市」(ナミ役)には、どんな思い出がありますか。アイドルユニット・SPR5としても活動されていますが。

岩井:私は人前に出るのが得意ではないというか、自信がなかったんですけど、この作品では歌やダンスも経験させてもらって。
ファンのみなさんとの対話ができるのも貴重な時間です。歌やダンスを表現して、その反応から元気をもらって、どうしたらもっと盛り上がってもらえるか、楽しんでもらえるか考えたりするようになって。わたし自身がとても楽しいです!

――ファンの方との対話で一番心に残っていることは?

岩井:9月29日は私とナミの誕生日だったんですけど、その日にちょうどライブがあって。みんなが青いペンライトでステージを照らすなか、サプライズのケーキでお祝いしていただいて、すごくうれしかったです! よくあることだと思いますけど、私は初めてだったし、キャラクターと一緒に祝ってもらえるのがうれしくて、また頑張ろう!って思えました。

――ナミと一緒でうれしかったと。

岩井:はい。「一瞬を永遠に変える、あなただけのエンターテイナー」っていうナミのキャッチコピーがあって。そのキャッチコピーがわたしの理想像でもあるんです。私自身もファンのみなさんにエンターテイメントを届けられるよう、ナミと一緒に成長している感覚です。

――プライベートについても伺います。趣味は音楽ということで、最近よく聴く曲は?

岩井:大森靖子ちゃんがすごく好きで、彼女がプロデュースしたZOCっていうアイドルグループの曲ばっかり最近聴いています。
アイドルグループはもともとハロプロがすごく好きで、私自身もステージに立たせていただくようになってからは、たくさんのアイドルグループを観るようになりましたし、歌を歌わせていただくことが増えてから、音楽も幅広く聴くようになりました。ロックやエレクトロニックな音楽が大好きです!

――最近の休日はどんなふうに過ごしましたか?

岩井:ソシャゲしてました!好きなんです…。ソシャゲをして、映画を見て、ソシャゲをして…って常にいろんな画面を見ているような休日が多いです。もちろん友だちと食事に行ったり、映画館に行ったりすることもあります!大好きな時間です。

――演じてみたい役柄は?

岩井:まるくてふんわりしててほっぺたがぷにっとした子たちが出てくるアニメのキャラクターを演じたいです!世界中に愛されるキャラの声を演じるのが自分の夢であり目標です。

――死ぬまでに絶対やっておきたいことがあれば、教えてください。

岩井:ライブでトロッコに乗るのが夢です(笑)。なんでだろう…動いているのが楽しいから!? あるライブでトロッコに乗っているのを見て、私も乗りたい!って思いました。

――近いうちに叶ってしまいそうな気もしますが(笑)。

岩井:いえいえ、ほど遠いです。じつはこの夢、SPR5の「ファイブ!サスペクツ!」という曲の歌詞にも盛り込んでいただいて。SPR5として表に出ることがなかったら、気づくことができなかった夢です。

――7月6日(土)にはSPR5のライブも控えていますね。

岩井:SPR5のライブっていつもトークパートが入っているんですけど、今回はトークとかゲームコーナーがほぼ入っていないんです。歌をいっぱい詰め込んで、みなさんと絶対に盛り上がれるライブになると思いますので、生歌、生ダンスを、ぜひお楽しみに!

――では最後に、読者へのメッセージを。

岩井:最後まで読んでいただきありがとうございました。声優って今や本当に色んなことができる職業ですね!自分の中でも既に想像もしていなかった世界が広がっています。毎日がとても楽しいです。もっと皆さんにいろんな声や姿を届けられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!

【声優図鑑】岩井映美里さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

岩井映美里

岩井映美里(いわい・えみり)アイムエンタープライズ所属

岩井映美里(いわい・えみり) Twitter

◆撮影協力

取材・文=吉田有希、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト