「高橋菜々美」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2019/8/21

高橋菜々美"

編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。
第220回となる今回は、アーケードゲーム『グルーヴコースター3EX ドリームパーティー』ユメ役などを演じながら、声優ユニット【teaRLove】のメンバーとしても活躍する高橋菜々美さんです。

――声優のみならず、特技のダンスを生かして振り付けやモーションアクターでも活躍されていますね。声優になりたいと思い始めたのはいつ頃ですか?

高橋:小学校3年生くらいです。小さい頃から女児向けアニメが好きで、『きらりん レボリューション』でアイドルの方が声優をやっているのを見て、声優という職業を知りました。アニメもアイドルも好きだし、歌ったり踊ったりすることに興味もあったので、そのすべてに携われるような声優という仕事に憧れました。それに、セーラームーンが好きだったから魔法少女になりたいっていう気持ちもあって。声優なら、いろんなキャラクターになったり、いろんな世界観に入ることができるので、本当にやりたい仕事だなと感じて目指すようになりました。

――高橋さんの好きなことが全部叶うような職業だったんですね。その後、この世界に入る直接のきっかけとなったのは?

高橋:中学2年生のときに受けた、事務所の第一回オーディションでした。ゆいかおりさんに憧れていたので、応募しなきゃ!と思って。初めてのオーディションでしたけど、謎の自信があって(笑)。堂々と受けられた記憶があります。

――それだけ入りたい気持ちが強かったと。

高橋:強かったです。スタイルキューブは、声優でありながら歌って踊る活動を得意とされる方が多くて、自分の理想に近い事務所だと思っていたので。そのオーディションをきっかけに研修生になって、所属したのは高校3年生の春でした。

――学校に通いながら活動するのは大変そうですね。

高橋:中学生の頃は、平日学校が終わってからレッスンがあったし、途中からは養成所のレッスンも受けていたので休みがない時もありましたけど、当時はつらいとか大変という意識はなくて。レッスンでうまくできなくて悩むことはありましたけど、それよりも楽しかったですね。

――研修生の頃はどのような活動を?

高橋:その頃は声優というより、ダンスの経験を積ませていただく機会が多かったです。モーションアクターとか、バックダンサーとか。声優イベントでダンスの振り付けをしたこともあって。

――振り付けってすごいですね。ダンスが上手なだけではできない気がします。

高橋:研修生になってから学んだダンスが楽しくて、いろんなジャンルに挑戦していたら、事務所の方から「振り付けしてみる?」と声をかけていただいて。中学3年の時ですね。それが、『ぷちます!』の振り付けでした。初めての作品が大好きなアイドルマスターで、うれしくて、どうしようって!それまで使ったことのない集中力で頑張ったのを覚えてます(笑)。

――歌の振り付けって、どういうところがポイントですか?

高橋:歌いながら踊るので、歌いやすくて、可愛く見えて、見栄えもいいけど、簡単に踊れる振り付けを心がけています。

――いろいろ考えることがあるんですね。イベントで実際に振り付けを見てどうでしたか?

高橋:感動しました!自分の振り付けをキャストさんが踊ってくださって、お客さんが喜んでくださって。自分のしたことでステージが成り立っているって感じた時、ああよかったって、ジーンとして…。本当に感動しました。いつか、自分の好きな振り付けで踊って歌えるようになりたいっていう気持ちにもなりました。

――では、最初の頃にした声のお仕事で覚えていることは?

高橋:『グルーヴコースター3EX ドリームパーティー』っていうアーケードゲームのナビゲートキャラクターです。全部で3キャラいて、1番目のキャラクターを演じたのが同期の豊田萌絵さん。2番目が私で、ワクワクドキドキしたのを覚えてます。お話をいただいたとき、すごく嬉しかったです。

――『黒猫モンロヲ』のヅラオ役も、なかなかインパクトのある役でした。

高橋:三兄弟の猫の次男なんですけど、憧れの石原夏織さんが長男を演じていて共演できたのがうれしかったです!アニメ作品で名前のある役を頂いたのが初めてでしたので収録はドキドキでしたけど、石原さんが、ここはこうしたら大丈夫だよ、と収録中教えてくださって楽しく演じられました。

――最近では『アイカツフレンズ!』にも出演されましたね。

高橋:はい。女児向けアニメにずっと憧れていたので、その夢が叶いました! 私が演じたネージュは、ソルベット王国で暮らす三姉妹のうちの一人で、王女様のアリシア様のことが大好きなんです。出演者の多い回でしたので最初はアワアワしましたけど、回を重ねるごとに勉強になりました。

――今はラジオのお仕事も充実していますね。お話するのは好きなほうですか?

高橋:今はすごく好きです。でも、以前はそうではなかったかも…。いろんなお仕事をいただく中で、トークには苦手意識があったんですよ。楽しくなりすぎたり、逆に真面目になりすぎたり、バランスよく喋るのが難しくて。ずっと悩んでいたけど、『ぽにきゃん ぜん部!』に1年間パーソナリティとして出演させていただいて、喋ることって楽しいなと感じるようになりました。

――トークの苦手意識を克服できたのですね。何か努力したこともあったんでしょうか。

高橋:私、考えすぎると失敗することが多いんです。でも、いきなり本番で喋って、できるかどうかもわからないので。家で誰もいないときに、テーマだけ決めて何も考えずに喋れるだけ喋るっていうのを、本当に喋るのが苦手な時は毎日やってました(笑)。

――すごい! 努力家ですね。では、声優ユニット【teaRLove】としての活動には、どんな魅力を感じていますか? 声優として頑張っていこう、という女の子が10人集まったユニットですね。

高橋:10人もいるのに誰一人としてタイプがかぶらないんですよ。元気な子もいれば、妹系もいて、お笑い担当というかいつもオチを任せられる頼りになる子もいるし。十人十色っていう言葉がぴったりで、ステージと楽屋のテンションが変わらないくらい仲がいいんです。一緒にいると楽しいし、みんな一生懸命だから「レッスン頑張ろうね」って励ましあえる。憧れていたアイドルのような活動できるのも、本当にうれしいです。

――ちなみに、10人の中で高橋さんの立ち位置は…?

高橋:自分でいうのは恥ずかしいんですけど、みんなから癒し枠と言われています(笑)。キャッチコピーは「7+3+5=は、ななみこ!teaRLoveのマイナスイオン、高橋菜々美です!」っていう。番組のコーナーでお互いにつけたキャッチコピーなんです。

――すごくわかる気がします。お話していても癒されます(笑)。プライベートでは、最近の休日は何をしていますか?

高橋:私、趣味がたくさんあるんです。デジタルイラストを描いたり、つたないですけどDTMで音楽を作ったり。樹脂粘土で粘土細工をするのも好きで、時間があるときは、どれかをやっています。

――ファンのみなさんにお披露目することも?

高橋:デジタルイラストはツイッターで載せることがありますね。自分が可愛いなと思う女の子とかシチュエーションをオリジナルで描くことが多いです。DTMは完成に至ることがあまりないんですけど…以前ラジオのBGMで流してもらったことがありました。

――オリジナルの女の子が描けて、音楽が作れて、声も当てられて…アニメが一本できそうですね(笑)。ところで、声優の友だちと遊びに行くことはありますか?

高橋:teaRLoveのメンバーと、レッスン終わりに行くことが多いですね。お買い物に行ったり、タピオカを食べに行ったり。同じ事務所の須田裕莉香ちゃんとは「高橋菜々美と須田裕莉香のてこぽこ道場」っていうラジオを一緒にやっているので、打ち合わせという名目でしゃぶしゃぶを食べに行ったりします。バイキング形式のお店で、キノコ鍋にしたり、スイーツを盛り盛りにしたりして楽しんでます(笑)。

――盛り上がりそうですね(笑)。高橋さんが特に好きな食べ物は?

高橋:飲み物ですけど、ミルクティーがすごく好きです。自宅に500mlも入る大きなカップがあるので、そこにお湯を注いでミルクを入れて、毎日飲んでます。そのカップは居酒屋さんで見つけて、いいじゃん!ってミルクティー用に買ってしまいました(笑)。ほかにも、チョコとか、トウモロコシやトマトも好きです。

――夏の味覚が楽しめそうですね! ではお仕事の話に戻りますが、これから演じてみたい役はありますか?

高橋:いろんな役を演じてみたくて。王道っぽい女の子も演じてみたいし、逆にクールな女性も。可愛い男の子も演じられるようになりたい。いろいろな役を演じわけられるようになりたいです。

――すでに幅広く活躍されていますが、これからどんな声優を目指したいですか?

高橋:一番は声のお芝居をやっていきたいです。やっぱりアニメが大好きでこの世界に入っているし、中学2年から学んできたお芝居が今は楽しいと感じているので、お芝居を軸にしながら歌やダンスも続けるのが理想です。好きなことを自分なりに表現するのも好きなので、いずれはイラストや作曲などの趣味を生かしたお仕事もやっていけたらうれしいです!

――ありがとうございました!

【声優図鑑】高橋菜々美さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

高橋菜々美

高橋菜々美(たかはし・ななみ)スタイルキューブ所属

高橋菜々美(たかはし・ななみ) Twitter

◆撮影協力

撮影=山本哲也、取材・文=吉田有希、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト