妊娠期間の呼び方を解説! 知っておきたい妊娠週数の数え方

健康・美容

2019/10/11

 女性特有のからだの不調やトラブルで悩んでいませんか。「お医者さんに行くほどではない…」「デリケートなことなので人には聞きにくい…」そんな体の悩みを、All Aboutガイドであり、ポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長の清水なほみ先生に聞きました。自分のからだと向き合い、健やかに過ごす手助けとなってくれることでしょう。

 よく妊娠期間を「十月十日(とつきとおか)」と表現しますが、実際は妊娠が分かってから分娩までの期間は約36週間、つまり9カ月くらいなのです。これは、妊娠週数を数える際に、「妊娠が分かる時期」を0週ではなく、最終月経の初日を0週0日とカウントしているからです。月経周期が28日の人だと、排卵日が2週0日(ただしこの段階ではまだ妊娠していないので「妊娠2週」とは言いません)、次の月経予定日が4週0日となります。いわゆる「予定日」は、この数え方で40週0日にあたる日です。

 予定日は「産まれる日」なのではなく、産まれる可能性が高い時期を示しているにすぎません。正常な分娩である「正期産」は妊娠37週0日~妊娠41週6日までの分娩ですから、予定日より3週間早く産まれることもあれば、予定日から10日ほど遅れて産まれることもあります。一方「臨月」というのは、妊娠36週0日から39週6日までのことです。正期産と臨月の始まりが1週間ずれているので、ちょっとややこしいですね。妊娠37週0日未満で産まれると「早産」、妊娠42週0日以降に産まれると「過期産」と言います。

「妊娠〇カ月」という数え方は、医学的にはあまり使いません。最終月経から次の月経予定日を「1カ月目」とカウントして、4週0日~7週6日を妊娠2カ月、8週0日~11週6日を妊娠3カ月…と、4週間ごとに区切っているのが「〇カ月」という呼び方です。妊娠36週0日~39週6日が「妊娠10カ月」になるため、「妊娠期間は10カ月間」という勘違いをしてしまうのかもしれませんね。

 妊娠期間を、「妊娠初期」「妊娠中期」「妊娠後期」と分けて呼ぶ場合もあります。妊娠初期は妊娠判明~13週6日、妊娠中期は妊娠14週0日~妊娠27週6日、妊娠後期は妊娠28週0日以降です。いわゆる「安定期」は妊娠16週0日以降のことを指しており、これは「胎盤機能がほぼ完成する時期」であって、「妊娠の状態が安定する時期」という意味ではありません。

 妊娠週数や妊娠期間の呼び方は、通常のカウント方法とは異なるルールになっているものもあります。妊娠が分かったら、今自分がどのような時期なのかちょっと意識してみてくださいね。