『ダ・ヴィンチ』特集「ご存知、“CREATIVE OFFICE CUE”って こんなにすごい!」番外編 NORDインタビュー

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公開日:2019/11/6

左上から舟木 健、島 太星。下段左から花岡領太、瀧原 光、安保卓城

 現在、結成4年目を迎える北海道発のボーイズユニット・NORD(ノール)。所属事務所(「CREATIVE OFFICE CUE」)の鈴井貴之会長が掲げる“マルチであれ!”という社訓を胸に多分野で活躍中。TEAM NACSの弟分ともいえる彼らに、これまでの活動を振り返ってもらった。

「夢は全国、そして世界で羽ばたくボーイズユニットになること!」

――まずはお一人ずつ自己紹介をお願いします!

瀧原:瀧原 光です! アクロバットを得意としています。NORDは結成以来、北海道内のいろんなお祭りやイベントに参加していて、札幌大倉山ジャンプ競技場を一気に駆け上がる《世界一過酷な400m走》といわれる「Red Bull 400」にも2年連続で出場し、今年はついに男子リレーの部で優勝しました! ですから、NORDにはアスリート並の体力があるメンバーが揃っているというのが自慢でもあります!

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花岡:メンバー最年長の花岡領太です。実際の最年長はリーダーの長崎佑亮くんなのですが、今は足の治療でお休みをさせてもらっています。現在、代理のリーダーを務めてますが……これといってリーダーらしいことは何もしていません(笑)。

安保:自己紹介なんだから、もっとポジティブなことを言おうよ(笑)。

花岡:そうか(笑)。NORDは北海道内の皆さんはもちろん、道外の方からも愛されるグループを目指していて、今年は初めて東京でワンマンライブをさせてもらいました。こうして少しずつ活動の輪が広がっていることを嬉しく思っています。

安保:安保卓城といいます。NORDの中では一番熱い男として“北海道の松岡修造さん”と呼ばれているつもりです!

瀧原:“つもり”なんだ(笑)。

安保:まだ誰も言ってくれないから(笑)。今、NORDでは歌やダンスもさせてもらってますが、目標としているのがTEAM NACSさん。NACS の皆さんはマルチに活動されているし、しかも個人としてもユニットとしても大活躍で。最近では僕らもイベントの回数が増えてきたので、先輩方に負けないように頑張りたいです。

:僕らもワンマンライブでは自分たちでプロデュースをしたりと、毎回趣向を凝らした企画にも挑戦しているけど、もっともっといろんなことにチャレンジしていきたいね。あ、申し遅れました、島 太星です。歌が得意で、昨年はニューヨークのアポロシアターでも歌わせていただきました。また、お芝居も大好きで、最近では鈴井(貴之)さんの舞台(OOPARTS VOL.5『リ・リ・リストラ~仁義ある戦い・ハンバーガー代理戦争』)にも参加させてもらいました。

舟木:現役高校生の舟木 健です。今日も学校で球技大会に出てきました(笑)。7年間続けているダンスが僕の武器で、ほかにも即興でラップをしたり、ギターで作詞作曲をしてライブでも歌わせてもらったりと、いつも誰にも負けないステージパフォーマンスに挑戦していると自負しています!

――最年長の長崎さんと最年少の舟木さんは何歳差あるんですか?

:7つ違うのかな?

舟木:そうだね。でも、みんなが年齢を気にしない雰囲気を作ってくれていて。

瀧原:うん、そこを意識したことはないね。

安保:びっくりするぐらい仲がいいもんね。

舟木:常にお互いをリスペクトしあっているし、“個”を尊重しているので、いろんな意見を素直に言えて。ホント、幸せな環境だなって思います。

――皆さんは北海道の「CREATIVE OFFICE CUE」に所属されていますが、「オフィスキュー」はどんな事務所だと感じていますか?

花岡:スタッフさんと所属タレントの皆さんとの距離がとにかく近い! いつも家族のように接していただいてます。

瀧原:鈴井会長が住んでいらっしゃる赤平のお祭り(「あかびら火祭り」)にも毎年参加し、終わったあとは会長の家でバーベキューをするのが定番になっていたり。いろんな方に昔の会長の話を聞くと、すごく怖い方だったそうですが(笑)、僕らはそんな一面を一度も見たことがなくって。

安保:いや、一回だけあるよ! 初めて『CUE DREAMJAM-BOREE』に出たとき。NORDとして活動をはじめてまだ2〜3ヵ月しか経っていない頃に、6000人のお客さんの前で歌を歌ったんです。

花岡:あったね。楽屋ではすごく緊張していたし、まだお互いのことをそんなに知らない関係性だったから、共通の話題を探して会長の話で盛り上がっていて。

:会長のファンが“小虎ちゃん”と呼ばれていることから、僕らは会長をその親である“虎”というあだ名で勝手に呼んでいたんです。そしたら、突然僕らの楽屋に現れて、「お前ら、全部聞こえてるんだからな!」と怒られて(笑)。しかもちょっと笑いながらだったから、余計に怖かった(笑)。

瀧原:でも、僕らも“小虎”の一人だと思ってるからね。

花岡:それ、何の言い訳にも、フォローにもなってないよ(笑)。

安保:ただ、そのことを今でもずっとネタにして僕らをイジってくださるので、会長も冗談で言ってくださったんだと思います。それに、そのときは本当にまだ素人同然だった僕らとの距離を縮めてくださったような気もして。

花岡:そういえば、太星は最近までずっとOOPARTSの舞台で鈴井会長と一緒だったけど、なにか印象に残っていることとかないの?

:稽古中は本当にいろんなことを教えていただきましたね。僕がうまく演技が出来ないときは、「昔の俺だったら、すっごく怒っていたんだぞ〜」って笑いながら言ってくださったり。

花岡:むしろ怖いよ(笑)。

:稽古中は1ヵ月半ぐらい東京で過ごしていて、普段僕がちゃんとした食事をしていないということを知ってからは、ときどきご飯にも連れていってくださいましたし。まるで孫のように可愛がってもらいました。

安保:そこは孫じゃなく、息子でいいんじゃない?(笑) あ、すみません。島はちょっと天然なところがあるので(笑)。

舟木:でも、鈴井会長だけじゃなく、ほかの皆さんも本当に優しくしてくださいます。オクラホマさんからは笑いを教えてもらい、TEAM NACSさんは同じユニットとして、いろんなアドバイスをくださるんです。特にNACSさんは活動期間がとても長いのに今でも小学生のようにじゃれあっていて。“こういう関係性の大人のグルーブになりたいな”という僕らの憧れであり、目標でもありますね。

――それではNORDとしてこれから目指す先は……?

瀧原:今、初めての道内ツアーの真っ最中なので、まずは最後の札幌公演まで駆け抜けたい! それが一番の目標です。

安保:そして、いつか全国ツアーにも挑戦したいです。

花岡:そうだね。また、今は歌やダンスといったパフォーマンスをメインでやらせてもらっているけど、NACSさんのように自分たちで作・演出もする舞台も作ってみたい。

:僕はNORDが太陽のような存在になればいいなって思ってます。例えば、全員が水星、金星、火星、土星、そして太星と、いろんな星のように輝いて、それが集まったとき“太陽”のように多くの人にたくさんのエネルギーを与えられるようになりたいなって。

花岡:なるほど〜! ……って、うまいことを言ってるようで、よくよく考えるといまいち分からない例えだな(笑)。

:今のはいろんな星の中に“太星”が入っていることだ大事だったんです(笑)。

一同:(笑)

舟木:僕はいつか世界で活躍するボーイズユニットになりたいです。大きすぎる夢かもしれなけど、言霊を信じているから、しっかりと口に出していきたいです。もちろん、そのためには僕らだけの力ではムリなので、NORDを支えてくれるスタッフさんや先輩方、そして北海道、全国の皆さんなど、多くの方の応援のおかげで僕らが活動できているということを日々忘れないようにして、頑張っていきたいですね。

取材・文:倉田モトキ 写真:山口宏之

NORD
のーる●CREATIVE OFFICE CUEとソニー・ミュージックエンタテインメントによるオーディション番組『アオタガイ学園』のメンバーで結成。歌・ダンス・芝居を軸に、テレビ・ラジオ番組やイベントに出演。

『NORD Hokkaido Tour 2019 〜北風people Zeppまでびゅーん!〜』

今年結成3周年を迎えたNORDの初となる道内ツアーが現在開催中。自らプロデュースを手がけた『シュウイチ☆ライブ』や数々のイベントで築き上げてきたステージパフォーマンスの集大成とも言える内容に!

出演:NORD

【旭川公演】11月4日(月) 会場:LIVE HOUSE ASAHIKAWA CASINO DRIVE
【帯広公演】11月16日(土) 会場:帯広Rest
【函館公演】11月30日(土) 会場:函館Club Cocoa
【札幌公演】12月22日(日) 会場:Zepp Sapporo