破天荒な刑事と新人刑事が対極を成す、“継承”の物語「孤狼の血」シリーズが完結!! 『暴虎の牙』柚月裕子インタビュー

小説・エッセイ

2020/4/9

 暑さを残した夕風が吹き抜ける。ヒグラシの鳴く声だけが響くなか、満開の百日紅の傍にある因縁の場所で2人の男がまみえる──。『孤狼の血』と『凶犬の眼』で描かれた狂熱の月日。それらをくるんだ18年の月日が、その2人の間には横たわる。物語の中盤に現れるその場面は、“熱い小説を書きたい”という一念で、『孤狼の血』を書き始めて... 続きを読む