堀場美希「シャーマンキングやデジモンアドベンチャーが私を変えた!」【声優図鑑】

アニメ

公開日:2020/9/7

堀場美希

 キャラクターの裏に隠された自分自身をありのままに語る、ダ・ヴィンチニュースの恒例企画『声優図鑑』。第251回目に登場するのは、『温泉むすめ』平湯みつば役を演じながら落語部部長も担当し、ゲーム『ファントム オブ キル』のロジェスティラ・神令・スクルド役では、ユニット・新コマンドキラーズとしても活動する堀場美希さん。

いまは芝居力を上げることを日々の鍛錬とし、仕事はもちろん、プライベートの時間も“学び”の時間に向けるなど、ストイックな一面が。落語部部長としての落語の披露や、新コマンドキラーズのパフォーマンスなど、これからの活動に大注目です!

——堀場さんはゲームやアニメを中心に活動されていますが、声優に興味を持ったのはいつ頃ですか?

堀場:小さい頃から声優に興味を持っていて、セーラームーンに出ているような声優さんが他の番組に出ているのを見つけては、「あの声優さんだ!」って当てっこしていました。いろんな声を操れる声優さんの仕事は楽しそう!と思って、小学校に入る前から「私は声優になるんだ!」ってずっと思ってました。

——夢がずっとブレないのはすごいですね。

堀場:ブレませんでしたね(笑)!中学校の図書館で「声優になるには」という本を読んで、発声や滑舌の自主練をしていたんですけど、オーディションに参加するのは足踏みしていて。中学2年か3年でやっと全国オーディションに応募して、その時に初めて一人で東京に行きました。でも結果は全然ダメで…。これは学校でちゃんと学ばないとうまくならないな、と思って専門学校に進みました。

——小さい頃に影響を受けた作品はありますか?

堀場:少年ジャンプ系が多かったです。一番好きなのは『シャーマンキング』。姉に教えてもらってからハマってしまい、書籍やCD、DVD BOXなどなど全部買いましたし、グッズも集めました。主人公の麻倉葉みたいに、幽霊の仲間がほしいな〜って思っていました。『デジモンアドベンチャー』も好きで、いつも隣にいてくれる仲間や存在に憧れているんだと思います。

——アニメの中の世界にも憧れがあったんですね。その頃、どんな子ども時代を送っていたんでしょうか。

堀場:近くに大きな公園があって、どんぐりを拾ったり、木に登ったり、秘密基地を作ったりしていました。活発なほうだったと思います。目立ちたがりだけど人見知りで、学校では学級委員をやっていたんですけど、委員長ではなく書記や会計に落ち着いていました(笑)。

——学生時代に打ち込んだことはありますか?

堀場:小学校ではマーチングバンドでトランペットと指揮者を担当していました。指揮者だけ赤い衣装で、帽子に羽根がついていて可愛かったから、あれを着てみたい!と思って。中学校では吹奏楽部でクラリネットを担当して、限られた人だけが主旋律を吹けるファーストクラリネットにもなりました。才能があるっていうより、負けず嫌いでたくさん練習したからだと思います!

——負けず嫌いとはいえ、トップを獲るのはすごいです! 現在のお仕事として、「温泉むすめ」では平湯みつば役を演じながら、落語部部長も担当。部員が一人しかいないと聞きましたが……!?

堀場:部員が増えたっていう報告はないので、きっとまだ一人です。おかしいなあ(笑)。でもまだ活動内容が表に出ていないから、どういう部活動をしていくのか、みんなに落語部の魅力を伝えられていないと思うんですよね。

——どんな活動をしているんですか?

堀場:三笑亭可風師匠について落語を練習しています。落語って、まずは噺を覚えないと始まらなくて。今はみなさんに早くお見せできるようにクオリティを高めているところです。早く披露したくてウズウズしています!

——キャラクターとして落語好きの設定があるわけではなく、堀場さんご自身が部長なんですよね。そもそも落語は好きなんですか?

堀場:好きです! 3年くらい前、落語好きな友だちに教わってから定期的に通ってます。もともと、お芝居のためにいろんな作品や文化に触れるのが好きで、落語もその一つ。師匠クラスになると、すべての言葉が粒のように耳に入ってきて本当に面白いんですよ! 今は練習しながら、少しでも近づきたいと思ってます。

——披露されるのを楽しみにしています! ちなみに、温泉ソムリエに認定されているのは、「温泉むすめ」と関係ありますか?

堀場:あります! 平湯みつば役が決まってから、温泉ソムリエのセミナーを受けて認定証をもらいました。温泉が大好きになったのも、温泉むすめになって温泉に行ったのがきっかけです。岐阜の平湯にはイベント含めて5〜6回行っていますし、他にも福島の飯坂温泉、福井のあわら温泉、山梨の石和温泉、群馬の草津温泉…と、まずは近場を制覇しようと思って、一人でフラッとで出かけています。芦原温泉では、久しぶりに同級生にも会えて楽しかったです(笑)。

——温泉めぐりを楽しんでいますね。シミュレーションRPG『ファントム オブ キル』では、ロジェスティラ・神令・スクルド役の可愛さが話題を呼んでいます。

堀場:人気があるみたいで、とてもうれしいです!ロジェはファンキルの中ではめずらしくロリっ子で、小さいのにムチムチしていて、「ロリムチ」って言われているんですよね。自分とはかけ離れたキャラだけど、こういう役をずっと演じてみたかったので、ありったけの可愛さを詰め込んで演じさせていただきました!我ながら、ファン目線でボイスを聴いても可愛くて愛おしいです(笑)。今までは元気溌剌な役が多かったので、ロジェと出会えたことで役の幅が広がったなと思います。

——もともとゲームはするほう?

堀場:そうですね。ファンキルも毎日ログインしています。戦略するのが難しいので、友だちに育成の仕方を教えてもらいながら頑張っています。お友だちの須田裕莉香ちゃんや渡辺明佳ちゃんが出演していて気になっていたゲームなので、私も出演できて嬉しいです!

——これからはキャラソンの披露も増えそうですね。

堀場:キャラソンを歌うのは、この作品が初めてなんです。歌とダンスも練習しているので、披露できるのが楽しみですが、まだまだなのでもっと頑張らないと~! イベントを重ねて、ロジェのことも私のことも知ってもらって、作品を盛り上げていきたいです!

——これから演じてみたい役柄はありますか?

堀場:クールな役とか、色っぽいお姉さんとか、戦闘シーンで活躍するような力強い役とかですね。以前は可愛い役をやりたい想いが強かったけど、尊敬できる先輩方の姿を見てから、可愛いだけじゃなくていろんな役を演じたいと思うようになりました。実力派って言われるくらい芝居を極めたいです。
本当は、高くもなく低くもない自分の声があんまり好きじゃなくて…。もっと可愛かったりきれいだったり特徴のある声に憧れています。でも、「声可愛いね、好きだよ」と応援してくださるファンの皆さんが言って下さり、自分の声がだんだんと好きになっていきました。テレビを見ていて私の声が流れた時に「この声はだれだろう?」と興味をもってもらえるような役者を目指したいです。

——お休みの日は、どんな風に過ごしていますか?

堀場:お休みができたら温泉に行っちゃいますし、今は『シャーマンキング』が20周年でいろんなイベントが動いているので、時間があったら行っています!ただ、最近はステイホームを心がけているので、昔のアニメや洋画を見返していて、『スラムダンク』などを観たりもしています。人からオススメされた漫画も大人買いして読んでいます!

——お休みの日も芝居力を上げるために切磋琢磨している、ということでしょうか。

堀場:そうですね。芝居がうまくなりたい気持ちが強いので。お休みがないくらい忙しくなっても平気なように、休みなく活動してます(笑)!

——Twitterでは「ごはんがすき」ということで、食べ物の投稿も多めですが。

堀場:ご飯は食べるのも作るのも好きで、好きな料理家さんのレシピを見て作ってます。最近は電子レンジで簡単に作れるご飯も美味しいんですよね。この前は鶏チャーシューを作って、我ながら「うまい!」って言いながら食べました(笑)。

——美味しいものを自分で作れるなんて最高ですね!今回の撮影ではカメラと一緒に写った写真もありますが、カメラもお好きなんでしょうか?

堀場:カメラも好きで、風景を撮ったり、髙橋麻里ちゃんや池田海咲ちゃんなどお友達に被写体になってもらって撮ったりしながら、勉強しつつ楽しく撮影しています!

——最後に、このインタビューを読んでくれた読者にメッセージをお願いします。

堀場:声優図鑑をご覧のみなさん、ここまで読んでいただきありがとうございました。これまであまり自分自身のことをお話しする機会がなかったので、話しができてうれしかったです!堀場美希のことを少しでも知ってもらえたり、興味を持ってもらえたら嬉しいです。早く世間が落ち着いて、イベントなどでお会いできたらいいですね。これからも応援よろしくお願いいたします!

——堀場さん、ありがとうございました!

【声優図鑑】堀場美希さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

堀場美希

堀場 美希(ほりば・みき)オブジェクト所属

堀場 美希(ほりば・みき)Twitter

◆撮影協力

撮影=山本哲也、取材・文=麻布たぬ、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト