2021年の「出会い運」を27タイプ別に診断! 当たると話題の水晶玉子インタビュー

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更新日:2020/11/24

水晶玉子

 テレビや雑誌などのメディアで活躍中の“開運のカリスマ”といえば、占術研究家の水晶玉子さんだ。累計44万部の大ヒットシリーズ「水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦」では、2020年を「未知のものと遭遇し、人々の意識が刷新されるような、大きな時代の曲がり角になる」と予測して、見事的中。その最新版『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2021』(水晶玉子/集英社)が、今年も発売された。

水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2021

 本書は、水晶さんが専門とする“オリエンタル占星術”──真言宗の開祖・空海が中国から持ち帰った宿曜経(しゅくようきょう)という占いと、その源であるインド占星術をミックスした占いで、生年月日から導き出す27の「本命宿」タイプ別に2021年の運勢を見ていくもの。2021年、変化の続く世界を生き抜くためのキーワードとは? 水晶さんに聞いてみた!

「觜宿(ししゅく)」の2021年は、かたちのない“つながり”の年

──2021年は、どんな年になるのでしょう?

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水晶玉子(以下、水晶) 2021年は、オリエンタル占星術でいうと「觜宿(ししゅく)」という宿がメインになる年です。「觜」は、「嘴(くちばし)」という漢字の「口」以外の部分ですが、この字からもわかるように、コミュニケーションや言葉が重要な1年になりそうです。「觜宿」のサンスクリット語での名称は「鹿の角」という意味を持つんですよ。鹿の角って、なんとなくアンテナっぽいでしょ? 通信や情報といった分野も存在感を増してきます。

 西洋占星術でも、2020年12月22日の木星と土星の会合(グレートコンジャンクション)が約200年ぶりに「風の星座」で起きて、これからの200年が土の時代から風の時代へと変わっていくグレートミューテーションといわれる大きなターニングポイントと言われています。オリエンタル占星術でも、觜宿は、土の星座の牡牛座と、風の星座の双子座にかかる宿。まさに土から風へと運気が変わっていくタイミングを表わしています。

「土の星座」は、「感覚のエレメント」。「感覚」とは五感のことで、触れられる、見えるなどの、リアルな感覚がある星座です。一方で「風の星座」は、「思考のエレメント」で精神や言葉、思考やコミュニケーションといった、かたちのないものを象徴しています。

 2021年、土の時代から風の時代への変化は、“かたちあるもの”から“かたちのないもの”へのシフトとして表れると考えていいでしょう。

 土の時代は、「所有」の時代です。これまでの日本人のステイタスは、「駅近の土地に家を建てる」ということでしたし、私の若いころは、「あのブランドのあれを買いたい!」とがんばっていました。けれど最近は、土地に縛られず、好きな場所で働くノマドワーカーもいるし、お洋服だって、レンタルやサブスクリプションで好きなものを送ってもらって着られますよね。このように、「持たなくていい」という価値観に変わっていくのが、土から風への変化だと言えます。

──2021年は、いろいろなことの過渡期になる年なのですね。

水晶 もうひとつ言うと、2021年は六十干支だと「辛丑(かのとうし)」。「丑」という字に「糸」をつけると、「紐」になるでしょ? だから、紐で「つないでいく、つながっていく」というイメージがあります。2020年の大きな変化を受けて、ここから先どんなふうに変わっていくのか、どんな未来の方向へ引っ張り繋げていくかを決める変化が起こるのだと思います。2020年、窮地に陥ってしまった業界もあると思いますが、そこでも、それで終わりではなく、必要だと思うものは、自分たちでなんとか工夫と努力でつなげていくという年になりそうです。

 2020年は庚子(かのえね)年でしたから、小さいものがあちこちでたくさん生まれる年でした。それは、小さく分断されたイメージにもつながります。2020年は、おうちで、家族だけ、ひとりだけで過ごすという生活を、ほとんどの人が経験しましたよね。そうやって分断されたものがつながっていく、新しいつながりが生まれていくというのが2021年です。

 家族や地縁、仕事の縁以外でも、なにかを共通点とした同志的なつながりが、新しく、たくさんできるのではないでしょうか。クラウドファンディングやボランティア的なつながりが、もっと当たり前になってくるのかもしれませんね。2020年に点に分断されたものが、つながって線になるのが2021年という年なのです。

──具体的には、どのように「つなげて」いけばよいのでしょう?

水晶 「つなげる、つながる」ことが大切だといっても、いきなり深いつながりを求めても無理だし、疲れるだけ。たとえば近所の人にあいさつしたり、行きつけのお店で会った人と天気の話をしたり、そういった小さなことから始まるものでいいんですよ。「運」って「運ばれてくるもの」で、それを運んでくるのは人です。だから、人とのつながりは大切にしてほしいし、孤立はしないほうがいいなと。分断されたことをマイナスにとらえるのではなく、生まれ変わるためのリニューアルであり、ここから新しいことがはじまるんだというふうに思えるといいですね。

 今から約420年前、1600年の関ヶ原の戦いは、2020年と同じ庚子(かのえね)の年に起こり、1603年は、西洋占星術では約200年に一度の切り替えどきであるグレートミューテーションで、そのタイミングで「次は徳川」みたいな、だいたいの方向が決まりました。徳川幕府が開かれたけれど、豊臣家が滅んで本当に世の中が落ち着いたのは15年後です。方向が定まっても、そこからどういう社会を作るかということは、大きな変化ほど時間をかけて決まっていくものなんですね。

 現在では、インターネットが普及していて、個人の発信力もありますから、小さな声も決して無力ではありません。ひとりひとりが、自分の世界も、地球的な世界も、こんなふうに変えていきたいという意識を持って過ごすことで起こせる、画期的な変化がいくつかありそうです。

常識が大きく変わる時だからこそ、自分で試して選ぶとラッキー

──2021年のラッキーカラー、ラッキーアイテムを教えてください。

水晶 ラッキーカラーは、ブルーやピンク、グレーなどです。この本の表紙は、持っているだけでラッキーになれるように、ラッキーカラーと、今年のラッキーアイテムである「キラキラするもの」、宝石や鉱石のイメージで作りました。2021年の「辛丑」、「辛」は陰の金性を表わすので、小さく磨かれた金属や、宝石のようなものがラッキーアイテム。貴金属は厄除けにもなります。時計や結婚指輪、ブレスレットやピアスなど、高いものでなくてかまいませんから、お守りっぽくひとつは身につけられるといいかもしれませんね。

──2021年のラッキースポットは?

水晶 2021年は、幸運の星、木星が最新器機を象徴する「水瓶座」にあるのでデジタル機器や、機械類の進化が著しい年。私、実はUber Eatsの登録もうまくできないくらい、デジタル機器には強くなくて……(笑)。でも、これから先、機械類の開発はまだまだ進んでいくでしょうから、「苦手だから」「興味がないから」と諦めてしまってはいけないんですよ。新しいものに対してはできるだけ貪欲であってほしいし、デジタル系の未来感を感じさせる場所は、開運スポットだと言えますね。今後は、ライブもオンラインが当たり前になるなど、エンタメの形もいろいろ変わってきそうです。

──2021年のラッキーアクションを教えてください。

水晶 時代は「持っていること」から「知っていること」、情報などのかたちがないものに価値が移ってくる時です。西洋占星術でも「常識はずれ」を意味する水瓶座に木星と土星が移動しますから、とくに仕事関連で、新しいことをどんどん取り入れていくといいでしょう。もちろん、試してみて合わないようなら、別の方向にすればいいんですよ。2021年は、「みんなはどうしてる?」ということが気になる年でもありますが、だからこそ、その中で「自分はこれ」と選んでいくのはラッキーアクション。常識が大きく変わっていく時ですから、自分に合うもの、合う行動を、みずから試して選ぶことが大切ですね。

2021年、あなたに訪れる「出会い」は?  27宿別プチアドバイス!

水晶玉子のオリエンタル占星術

 ここまでは、どの宿にも当てはまる2021年のアドバイスを見てきた。より詳しい自分の運勢が気になる人のために、本書から、27宿別の「出会い運」を少しだけ紹介しよう。

 自分の「本命宿」は、「水晶玉子のオリエンタル占星術」サイトにてチェック。

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 「本命宿」がわかったら、2021年、あなたの宿に訪れる「運命の出会い」を読んでみて!

占いは、ピンチをチャンスに変えるための“知恵”

「私の座右の銘は『ピンチはチャンス』なんです。この言葉って、私が子どものころに、野球中継で解説の人が『ピンチのあとにはチャンスあり』と言っているのを聞いて覚えたものなんです。『どういうことだろう?』とずっと考えていたところ、占いを勉強して、『そうか、占いって、ピンチをチャンスに変える“知恵”なんだ』とつながったんですよ」と水晶さんは言う。

「生きていれば、悲しいことや望まない変化もかならずやってきます。そこで『ピンチはチャンス』だと考えれば、その状況を自分でどう変えていくかということになりますから、ただ悪いばかりの事態ではありませんよね。『行動しましょう』『変わりましょう』って言われても、すぐには無理だという人もいるでしょう。そんな時に、占いの中の言葉で、それまでの気持ちがちょっとでも変われば、出会った意味があると思うんです。このシリーズも、毎年、そんなふうに気持ちを変える言葉に出会ってほしいなと、たくさんの言葉を詰め込んで作っています」

 水晶さん自身も、占いから心を変える力をもらってきたため、それをたくさんの人に届けたいと「水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦」シリーズを書き続けているという。“つながり”や“言葉”が力を持つ2021年版は、27宿別に365日の開運メッセージが読める開運暦、各宿の年運のページにも相性にフィーチャーしたコーナーが加わり、恒例のゲッターズ飯田さんとの対談も「縁のつなぎ方」をテーマに増量されていたり、気持ちを切り替えるための言葉を集めた「開運するための8つの法則」の章が新設されていたりと、毎年の読者にもうれしいコンテンツが盛りだくさん。大きな変化が続く2021年の、お守りのような一冊になるはずだ。

取材・文=三田ゆき

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