死ぬほど笑える! おすすめギャグ漫画まとめ

マンガ

更新日:2018/6/13

 ひとくちに“ギャグマンガ”といっても、その作風はさまざまだ。お笑いはオマケ程度にしてキャラクターのかわいさで勝負する作品もあれば、下ネタ全開で貪欲に笑いを取りにくる作品もある。そして、個性的な作品ほど好みが分かれるため、自分が「死ぬほど笑える」と思った作品が、案外友人には刺さらなかったり…なんてことも。そんな「おすすめ」が難しいギャグマンガだが、今回は“爆笑”というコンセプトで、誰もが笑えるだろう作品を5つ選んでみた。

■これ読んで笑わずにいられる人っているの…? 老若男女にすすめるギャグマンガ

『ギャグマンガ日和GB』(増田こうすけ/集英社)

 まずは、月刊誌で長年連載されている伝説的ギャグマンガ『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』(増田こうすけ/集英社)。実は、連載15周年を機に『ギャグマンガ日和GB』としてリニューアルされている。ちなみに、GBは「ギャグマンガ日和」の略だという。聖徳太子や小野妹子、松尾芭蕉といった歴史上の人物から、うさみちゃんやクマ吉くんたちまで、お馴染みのキャラクターたちも登場。15年以上連載していても、読者の笑いのツボを的確に押し続けるシュールギャグのクオリティはそのままだ。「気になってるけどちょっと長い…」という人は、まだ巻数の少ない『GB』から集めてみてはどうだろう。

advertisement

■主人公の生き方は全男子の憧れ! アニメ化&実写化された王道マンガ!

『銀魂』(空知英秋/集英社)

 昨年、小栗旬・菅田将暉・橋本環奈という豪華キャストで実写映画化された『銀魂』(空知英秋/集英社)は、長らくテレビアニメも放送されていたジャンプの看板作品だ。20年前、突如江戸に現れた「天人(あまんと)」。彼らの台頭と廃刀令により、かつての侍の地位は失われていた。そんな時代でも、侍の魂を残している男・坂田銀時は、頼まれごとを何でも引き受ける「万事屋(よろずや)」をやっていて…というお話。異形の者たちが飛び交う江戸で、銀さんたちがさまざまな依頼をときに楽しく、ときに命がけでこなしていく。「う○こ」「ち○こ」というワードが飛び交う下品すぎるギャグ回から、涙なしには読めない男気あふれるシリアス回まで、“キメるときはキメる”銀さんの活躍を追いかけよう。

■江戸時代でも思春期男子の脳内は変わらない? ダメダメ武士の日常生活!

『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』(仲間りょう/集英社)

 今年16巻で完結した『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』(仲間りょう/集英社)も、ジャンプ連載の人気ギャグマンガだ。主人公・磯部磯兵衛は、江戸に暮らす武士の青年。口では「立派な武士になりたい」と言いながらも、母親に「修行するから」と嘘をつき、部屋で買ってきたばかりの春画を見ている。しかし、母親は何かにつけて変なタイミングで入ってきて…。他にも、学校で「勉強をやっても強くならない」と文句を言ったり、町の団子屋の看板娘に鼻の下を伸ばしていたり…と、武士のくせになんともぐだぐだな日常生活を見せてくれる。時代こそ江戸、語尾にも「候(そうろう)」がつくような世界観だが、磯兵衛のダメっぷりは、世の男性が「学生の頃はこうだったよな(笑)」と懐かしくも笑えるもの。ぜひ彼の活躍を微笑みながら見守って欲しい。

■やらかしたヤクザがアイドルに!? 極道×アイドルというまさかの組み合わせ!

『Back Street Girls』(ジャスミン・ギュ/講談社)

 お次は2018年7月からテレビアニメが放送予定の『Back Street Girls』(ジャスミン・ギュ/講談社)。若手のヤクザ3人組の立花リョウ・山本健太郎・杉原和彦は、ある日重大なミスをしてしまう。親分に「命懸けて何でもやります!!」と反省の意を示したところ、彼が下した指示は「アイドルやれよ」。翌朝タイで性転換手術&全身整形をし、1年間の地獄のような修業をした結果、彼(彼女?)らは大人気アイドルになってしまった…!という、とんでもない設定。一発ネタかと思いきや、極道時代のカタキがCDを182枚買って握手会にきてしまうなど、極道×アイドルの組み合わせを存分に活かした展開を見せてくれる。アイドル好きなら、「あるある」と頷く展開も。

■少女マンガ好きの理想? 好きな男子が少女マンガ家だったら…

『月刊少女野崎くん』(椿いづみ/スクウェア・エニックス)

 最後は、『月刊少女野崎くん』(椿いづみ/スクウェア・エニックス)。高身長で男らしい高校生・野崎梅太郎。そんな彼に恋をしたヒロイン・佐倉千代は、勇気を振り絞って告白するのだが、その正体は「女の子の心の代弁者」とも言われる少女マンガ家・夢野咲子。肝心の気持ちは伝わらず、なぜか彼のアシスタントになってしまった…というコメディマンガだ。作者は『俺様ティーチャー』(白泉社)の椿いづみ氏。少女マンガ好きはもちろんおすすめだが、男性・女性キャラクターがともにかっこいい&かわいい世界なので、男女問わずに楽しめるはず。

 ギャグマンガの魅力は、疲れている人にも、嫌なことがあった人にも、平等にそれを笑い飛ばしてくれる“万能薬”であるところ。心から笑えるギャグマンガで、忙しい日常の中にちょっとした息抜きを!

文=中川 凌