二股やダメ恋、同棲問題まで! アラサーの悩みがギュッとつまった恋愛漫画まとめ

マンガ・アニメ

2018/9/8

 アラサーになると、“結婚”という2文字がグサリと心に刺さるようになる。しかし、敏感な年頃であるからこそ、ダメな恋に期待をし続けてしまったり、微妙な距離感の恋愛に苦しんでしまったりしている人も多いのではないだろうか。そこで今回はアラサー女子が共感できる、大人の恋愛漫画をいくつかご紹介していくので、心に寄り添ってくれる1冊を見つけてみてほしい。

■女のあるあるが盛りだくさん! 痛快なフレーズがクセになるショート恋愛漫画

 ガールズトークを軸にした『深夜のダメ恋図鑑』(尾崎衣良/小学館)は、身近に存在しているダメ男やダメ彼氏を女性目線でバッサリとぶった切る短編集だ。

 生々しい恋愛談や女子のあるあるが詰まった本作は2017年に、宝島社が主催している「このマンガがすごい!大賞」の女性編で第4位にランクイン。さらに、2018年10月からはABCテレビにて連続ドラマ化されるほど、大反響を得ている。いい恋を求め、力強く生きる3人のヒロインたちは恋愛のモヤモヤを解消してくれる辛辣な台詞を吐いてくれるため、世の中の女子は共感できること間違いなし。「ダメな恋だと分かっていても、離れられない…」そんな思いを抱いている方こそ、本作を手にしながら、自分の恋愛を見つめ直してみてほしい。

■恋のツキは誰に微笑む? アラサー女子が浮気の先に見たものとは

『あそびあい』(講談社)が大注目を浴びた新田章氏が描く『恋のツキ』(講談社)は、女の浮気を生々しく描いた、興味深い1冊である。主人公の平ワコ(31)は彼氏と同棲中だが、結婚をなかなか意識してくれない態度にマンネリ感や不満を感じていた。そんなとき、ワコはドストライクな15歳の高校生と運命的な出会いを果たし、自分の気持ちを見つめ直すことに。

 今さらひとりにはなる気はない結婚適齢期女子は、どの恋を選べば幸せな未来を掴めるのか悩み始める。果たして、ワコに巡ってきた恋のツキはどんな結末に繋がっているのだろうか。彼氏との関係がマンネリ化し、隣にいることが当たり前になっている方はぜひカップルで読み進めながら、関係をはっきりさせてみては?

■自分の口癖を見つめ直したくなる「タラレバ」な女たちの恋愛事情

 街コンなどで周りを見て「イケていないわけではないのに、どうして私は結婚できないのだろう…」と考えたことがある独身女性は多いはず。そう思い悩んでいる方にぜひともおすすめしたいのが、2017年にドラマ化されたことでも話題となった『東京タラレバ娘』(東村アキコ/講談社)。

 主人公は「~していたら」や「~すれば」が口癖になり、結婚のチャンスを逃し続けている3人のタラレバ女子。しかし、ある日、目の前に現れた金髪の美青年に「このタラレバ女!」と言われたことを機に、彼女たちの日常や価値観は徐々に変化していくようになる。女子会と称した飲み会で語り明かしながら、高い理想を掲げ続けている独身女子たちは果たして、結婚というゴールを手にいれられるのだろうか。

■交際9年、同棲5年の仲良しカップルに訪れた“最後の思春期”

 同棲期間が長いと、彼氏との関係が友達のようになってしまい、結婚への道が見えなくなってしまうことも少なくない。こうしたアラサー女子や男性側の複雑な心境を丁寧に描いているのが『にこたま』(渡辺ペコ/講談社)だ。

 浅尾温子と岩城晃平は交際9年、同棲5年のアラサーカップル。「いい年齢だけれど大人ではなくて、仲良しだけれど踏み切れない」という思いを抱えている。だが、30歳という節目を目前にしたとき、彼らに最後の思春期が訪れ、関係は徐々に変化し始める。仕事や結婚、子作りなどアラサー女子が悩みやすい問題が詰め込まれた本作には、等身大な大人の恋愛が表現されている。女心だけでなく、男心もリアルに描かれているので、彼氏と共に読み進めるのもおすすめだ。

■「俺と一緒に寝てくれませんか」不器用な大人たちが始める臆病な恋愛

 一度結婚に失敗してしまったアラサー女子は、恋愛に対して臆病になってしまうことも多いだろう。しかし、『わたしは真夜中』(糸井のぞ/幻冬舎コミックス)は、再び恋をすることの大切さを教えてくれる。

 主人公の夜野とばり(31)はバツイチの図書館司書。元夫である日暮久志との間には息子・聖がいるが、現在はひとりで暮らしながら、家庭を守りきれなかった自分を責め続けていた。そんなとばりはある日、職場で19歳の池端太一と出会う。「今度、一緒に寝てくれませんか」という池端の奇妙な誘いを機に、とばりの空虚な日常は徐々に彩られ始めていくようになる。バツイチ女性のとばりは、もう一度心から大切にしたい恋をすることができるのか、チェックしてみてほしい。

 大人の恋は自分の気持ちだけでなく、周囲の意見によって左右されてしまうこともある。しかし、時には「好き」という気持ちだけを大切にした恋をしてみるのもよいのではないだろうか。独身であることに焦りを感じているアラサー女子は多いかもしれないが、結婚適齢期であるからこそ、年齢や結婚にとらわれすぎない恋を楽しんでほしい。

文=古川諭香