【整理収納アドバイザーが伝授】おしゃれな本棚の選び方&おすすめ商品10選

暮らし

更新日:2021/6/11

「限られたスペースでも使いやすい本棚が欲しい」「部屋がおしゃれに見える本棚を置きたい」など、本棚が欲しくてもどれを選んでよいか困ってはいませんか? 持っている本のサイズや量、利用目的を考えないと部屋にしっくりくる本棚はなかなか見つかりません。今回は整理収納アドバイザー1級の資格を持つ高野萌子さんに、本棚の基本的な選び方について話をお聞きしました。一人暮らしなど狭い部屋でも置ける本棚や、おしゃれに見せるポイントも紹介するので参考にしてください。

整理収納アドバイザー 高野萌子
整理収納アドバイザー、一児の母で専業主婦。子どもと暮らすにあたりモノとの付き合い方を見直すため、整理収納アドバイザー1級を取得。

advertisement

おしゃれな本棚の選び方とは?

本棚

 本棚を購入する前に「自分の持っている本ってどんな本が多いのだろう?」「自分は何のために本を読むことが多いかな?」など、まずは基本的なことについて考えてみましょう。おしゃれな本棚になるために押さえるべきポイントも併せてご紹介します。

収納したい本のサイズと量を把握する

 まず始めに、手持ちの本のサイズを確認しましょう。一口に「本」といっても、サイズはさまざま。一般的な文庫本は105×148mm、新書は103×182mm、ハードカバーの本でよく見られるA5版なら148×210mmです。写真集や図鑑、絵本などに関しては、さらに大きなサイズも見かけますよね。どのようなサイズの本を収納するかで、適した本棚が変わります。

 さらに現在の本の所有量と、今後どのくらい本を増やしたいかも考えましょう。小さすぎる本棚では本を収納しきれず、大きすぎると棚がスカスカで見栄えが悪くなりがちに。とはいえ、ぎゅうぎゅうに本が詰まった本棚だと、本が取り出しにくくなります。目安として、8割程度が埋まった本棚をイメージしましょう。花瓶や雑貨など飾りたいものがある場合は、あらかじめそのサイズも確認しておくとなおいいですね。

 本が多くて困る場合は、本を減らすという手もあります。それが自分にとって必要な本なのかどうかは、「1年以内に読んだかどうか」を基準に考えてみましょう。また今後、必要以上に本があふれないためには、本を購入する際にその本を何のために読むのか、いつその本を読むか立ち止まって考えてみるのもおすすめです。読みたいという気持ちが湧きやすい本、よく読む本を中心とした本棚なら、無理なくおしゃれに収納できるはずです。

本棚の設置場所と大きさを確認する

 収納したい本のサイズと量を把握したら、次に本棚の設置場所を選びます。本を読む場所に近ければ近いほど本棚は使いやすいです。本棚と実際に本を読む場所が遠くなれば、戻すまでの距離が長くなり、どこか別の場所に本が積まれてしまうことも。すっきりとおしゃれな部屋にするためには、元の位置へのモノの戻しやすさも考えてみましょう。

 また本棚は、直射日光が当たらない場所に設置しましょう。なぜなら直射日光が当たると紙が日焼けし、劣化が進みやすくなるからです。ただし部屋の事情によっては、設置場所をえり好みできない場合もありますよね。直射日光が気になる場所に本棚を置く際は、扉付きを選ぶのがおすすめ。扉が直射日光から大切な本を守るのに加え、ホコリが入り込みません。本を取り出すたびに扉を開く手間は生じますが、検討してみてはいかがでしょうか。

 続いて、本の量をもとに本棚のサイズを決めます。ちなみに背の高い、大きな本棚を置く際は、白やベージュなど明るい色を選ぶといいですよ。淡い色や赤味が強い色は膨張色といって、空間を広く見せる効果があります。また文庫本や新書が多い場合は、奥行きの浅い本棚を選ぶと設置スペースを節約できます。

部屋の大きさに合う形状や色などを知っておく

 狭い部屋に本棚を設置する場合は「選ぶ色」だけでなく、「高さ」も重要です。背の低い本棚を置いて見える壁の面積を増やせば、視覚的に広く感じられます。ただし背の低い本棚は背の高い本棚に比べて、その分床面積が必要。設置スペースが限られているワンルームや1LDKといった部屋では、どうしても背の高い本棚の方が設置しやすいケースも多いでしょう。その場合は、壁の色や他の家具の高さとできるだけ合わせると、部屋に統一感が生まれてすっきりした印象になります。

 また、「色」や「材質」にも注目しましょう。例えば北欧系のインテリアには明るい白系の本棚が、和室なら木目の本棚が似合います。また無機質な印象のインテリアには、スチールやメタル製の本棚を合わせると、部屋全体がクールにまとまります。漫画やハウツー本など、本の背表紙がインテリアの邪魔になりそうな場合は、扉付きの本棚で隠してもいいですね。

本棚の種類は大きく分けて4つ!

本棚

 用途やライフスタイルによって、使いやすい本棚は変わります。例えば、本と一緒に雑貨を飾りたい方には扉なしの本棚が、収納力を重視したい方にはスライド式タイプの本棚がおすすめです。本棚を4つの種類に分けて、それぞれの特徴を紹介します。

扉のないオープンタイプの本棚

 オープンタイプは「オープンシェルフ」、「オープンラック」と呼ばれることもあり、背板のあるものとないものがあります。オープンタイプは雑貨をディスプレイする、部屋の間仕切りなど使い道が豊富。扉がないため、本をすぐに取り出せる点もメリットといえるでしょう。一方で、扉がないことでホコリや直射日光の影響を受けやすいというデメリットも。

 奥行きのあるオープンタイプを選ぶと、さまざまなサイズの本を収納できて便利な反面、文庫本のような小ぶりの本を置くときは、ブックスタンドなどの収納アイテムを使わないと収納しにくいことも。収納アイテムを利用するなら、本棚を買うときに一緒に選ぶとテイストがまとまりやすくなります。その際は、本を直置きする場所と収納アイテムを使う場所を分けておくと、おしゃれにまとめやすいですよ。また棚板を動かせる本棚を選べば、収納する本のサイズに合わせて本棚内のスペースが無駄なく使えます。

デザイン性が高いディスプレイタイプの本棚

 ディスプレイタイプは「飾る」と「しまう」を両立できる本棚です。代表的なものに、フラップ扉付きの本棚があります。ちなみにフラップ扉とは、上から下、または下から上にめくって開けるタイプの扉のこと。扉の上には本を並べることができ、おしゃれな表紙を見せつつ飾れます。レシピ本のように頻繁に使う本も扉の上か、扉のない部分に置くと使いやすくなりますよ。

 ディスプレイタイプのメリットは、本をホコリや直射日光から守れること。加えてインテリアの都合上、見せたくない本でも扉を閉めれば隠せます。急な来客時にも、慌てて片付ける必要がない点もいいですね。一方、扉をスムーズに開けられるように、本棚前方には他の家具を置けません。

収納力が抜群なスライド式タイプの本棚

本棚

 スライド式タイプとは、本棚の中にスライドできる棚が前後に2~3列並んだもので、漫画や文庫本といった同サイズの本を大量に収納したい方におすすめです。

 メリットは、なんといってもその収納力。限られたスペースでも効率よく本を収められ、前方の棚をスライドさせれば後方の本も簡単に取り出せます。本が大好きな方は、いつのまにか大量に本を蓄えがちに…。そんなときは、大容量のスライド式の本棚を検討してくださいね。

 一方で、スライド式タイプは大きなサイズの本が入らない場合が多く、扉が付いていないためにホコリが入り込みます。また本を収納しすぎるとその重みでスライドしにくくなったり、少ないと動かすたびに本が倒れてしまったりすることもあるので、注意しましょう。

 またスライド式タイプをおしゃれに使うには、本の高さや背表紙の色、デザインなどのテイストを統一するのがおすすめ。大量の本が整然と並んでいるのは、見ていて気持ちがいいですよ。

デッドスペースにも置ける省スペースタイプの本棚

 省スペースタイプの本棚として代表的なものは、コーナー式本棚や回転式本棚です。スペースが限られるワンルームの部屋で大活躍します。コーナー式本棚は、コーナーシェルフとも呼ばれ、部屋の隅にフィットする細長いフォルムが特徴です。

 回転式本棚は棚が積み重なった構造でそれぞれの棚は360度ぐるりと回転し、回転させると、どの位置の本でも手に取れるため、部屋の隅のように普通の本棚では使いにくい場所にも設置できます。デザインも個性的なものが多く、シンプルな部屋に置くとおしゃれ度がアップします。ただし回転式本棚は収納力が低いため、好きな本を厳選する必要も。

 注意点として、回転式は縦長タイプが多いので転倒しやすい点です。地震が起きたときを想定し、寝室には置かない、ぶつかって倒さないように設置するといった点に気を付けましょう。

おしゃれな本棚が購入できるブランド・メーカー

本棚

 本棚の4つのタイプから、気になる本棚をイメージできたでしょうか。続いては、おしゃれな本棚が見つかると評判のブランド・メーカーを紹介します!

イケア

 イケアの本棚は「カスタマイズのしやすさ」が最大の特徴。棚板の追加や同じシリーズを買い足して並べることで、オリジナルの本棚を作れます。ただし、イケアの家具は完全組み立て式です。購入後に自分で組み立てることになるため、DIYが得意な方に向いています。

ニトリ

 家具・ホームファッション専門店のニトリは黒や白・グレーといったモノトーンのものから、木のぬくもりが温かいナチュラルなものまで、本棚のラインアップが豊富。また耐久性や機能性など、ニトリの商品は品質も高評価! デザインと品質のバランスがよい本棚を探している方に、ぜひおすすめしたいメーカーです。

無印良品

 無印良品の家具に使用されている主な木材は、オーク材・ウォールナット材・パイン材の3種類で、デザインはシンプルかつナチュラルなものが目立ちます。飽きることなく長く楽しめる、高品質な本棚を探している方におすすめです。

margherita(マルゲリータ)

 margherita(マルゲリータ)は、建築家・倉田裕之氏の建築設計事務所が、開発・デザインを手掛けるインテリアプロダクトです。その魅力であるシンプルで合理的なデザインは、東京・五反田のショールームでも見られます。

 特に本棚は、メンタリストDaiGo氏が愛用しているとして、愛好者の間で知られています。本棚は耐久性に優れ、重い本をのせてもゆがまないと好評。また引き出し収納・仕切り板・インナーボックスなどで、本棚内部は自由にカスタマイズも可能です。

LOWYA(ロウヤ)

 LOWYA(ロウヤ)は、福岡県で誕生した家具・家電・雑貨などをオンラインで販売するブランドです。かつてはショールームがありましたが、2018年にクローズ。以降はネット販売のみ受け付けています。

 LOWYAの魅力は、トレンドを押さえたおしゃれなデザインと、買いやすい価格帯です。しかも家具のテイストは、シンプルスタイルから北欧風、アメリカンカントリー風、リゾート風、カフェ風などさまざま。公式サイトには、こなれたインテリアの事例がたくさん掲載されており、商品を含め部屋全体のインテリアを考える際に役立ちそう! トレンドに敏感で部屋のアクセントになる本棚を探している方に、LOWYAの本棚はぴったりですよ。

アイリスオーヤマ

 アイリスオーヤマは、宮城県仙台市に本社を置く生活用品の大手メーカーで、取り扱う商品はすべて自社で企画・開発段階から取り組んだもの。消費者目線のユニークかつ機能的な商品は、国内のみならず世界にも進出しています。

 アイリスオーヤマの本棚の特徴は、「使いやすさ」と「コスパの良さ」です。大容量・薄型・扉付き・子ども向け・回転式など、ラインアップも豊富。お手ごろ価格で安心品質の本棚が欲しい方におすすめです。ちなみにアイリスオーヤマは実店舗を持ちませんが、子会社である「ホームセンター ユニディ」が、関東を中心に展開しています。

小島工芸

 小島工芸は、明治から続く老舗の木製家具メーカーです。学習机や本棚、システムベッド、書斎机、PCデスクなどを製造。創業以来、木の味わいを最大限に生かした家具を造り上げ、東京都江戸川区のショールームでは家具職人が手間を惜しまずに造り上げた、こだわりの逸品が見られます。

 小島工芸の本棚は、壁面収納棚や薄型、扉付きなど品ぞろえも豊富。さらに資材は、建築基準法に基づいて定められたホルムアルデヒド放散量を示す「F」基準で、最も安全なランク「F☆☆☆☆(エフ・フォースター)」相当のみを使用し、その高い安全性にも定評があります。自分で組み立てるタイプの本棚ではないため、DIYにいまひとつ自信がない方でも安心して購入できます。国産で完成品の本棚をコスパ良く手に入れたい方には、小島工芸の本棚がぴったりです。

整理収納アドバイザーのおすすめ! おしゃれな本棚10選

 続いては整理収納アドバイザーの高野萌子さんおすすめの、おしゃれな本棚10選をご紹介! 本棚のような大型家具は、一度購入すると簡単には買い直せません。長く愛用できる本棚に出会うため、用途やライフスタイル、部屋の雰囲気を考えつつ、お気に入りの本棚を見つけてください。

ニトリ 本棚(グレン)

ニトリ 本棚(グレン)

 ニトリのオープンタイプの本棚は大容量。本を多く収納したいだけではなく、雑貨をおしゃれに飾りたい方にもおすすめです。また使い勝手を良くするために、収納ボックスを利用するのもおすすめ。例えばそのままでは取り出しにくい一番下の段に収納ボックスを配置することで、引き出し式でモノを取り出すことができ、とても便利になります。この本棚の場合は棚板のサイズが幅27cm×奥行き27cmであることに注目し、そのサイズに収まるよう、幅と奥行きが26cm以内のボックスを探してみるとしっくりきます。

 棚板は3cm刻みで上下を調整可能なので、文庫本からA4サイズまで気持ちよく収まります。足りなければ、追加で棚板が購入できます。カラーはホワイト・ダークブラウン・ライトブラウンの3種類。ただしこの本棚は収納力があるだけに、なかなか大きめ。気になる方はホワイトを選ぶと、圧迫感が和らぎ部屋が広く見えますよ。

無印良品 スタッキングシェルフセット

無印良品 スタッキングシェルフセット

 無印良品のスタッキングシェルフは、縦横自由につなげられます。スペースや好みに合わせ、オリジナルの本棚が作れると大変好評です。またライフスタイルの変化があったときに、パーツの追加や組換えをすると長く愛用できる上、奥行きが28.5cmと深めなので収納用品を組み合わせて、文房具などの小物収納などとしても重宝します。

 スタッキングシェルフは、2段・3段・5段の3種類から。素材はオークとウォールナットの2種類で、幅は標準タイプの42cmとワイドタイプの81.5cmから選べます。またこの本棚に収納ボックスを使いたい場合は、無印良品の収納シリーズと寸法が合うので、まとめて入手しておいてもいいですね。

イケア KALLAX/カラックス

イケア KALLAX/カラックス

 シンプルですっきりとしたデザインのKALLAX/カラックス シリーズは、背板なしのオープンタイプの本棚です。置く場所に応じ、横置き・縦置きと両方選べて便利。大人が使うなら、すっきり縦置きするのがおすすめです。一方、横に置いて低めの本棚にすると子ども部屋にぴったり。部屋の中央に置けば間仕切りにもなるので、いろいろな使い方ができますね。

 引き出しや棚板、ボックス、インサートなどを追加してカスタマイズできるのもKALLAX/カラックス シリーズの魅力です。ボックスやインサートがあれば、細々したものを上手に収納できます。リビングに本棚を置くなら、爪切りやハサミなどリビングで使用するものをボックスに入れて置くとモノが迷子になりづらくなり、スッキリとした部屋を維持できます。その際にボックスの中を入れるモノのサイズに合わせて区切ると、より出し入れが便利になります。

 ちなみに写真のKALLAX/カラックス シリーズは、インサート4個付き。木目の美しさが際立つホワイトステインオーク調です。

アイリスオーヤマ ブックシェルフ

アイリスオーヤマ ブックシェルフ
画像提供:アイリスオーヤマ

 1万円台で購入できる木製の本棚が、こちらのアイリスオーヤマのブックシェルフ。可動棚なので、収納する本のサイズに合わせて高さ調整が可能。奥行きは約29cmと深めなので、別売りのインナーボックスを組み合わせれば、小物もしっかり置けます。

 本の収納力も抜群で、コミックサイズの本(1冊あたり幅約1.5㎝)なら432冊までOK。色はオフホワイトとウォールナットの2種類がありますが、部屋を広く見せるならホワイトがおすすめ。サイズは4列タイプの幅約117cmと、3列タイプの幅約89cmの2タイプから。収納量を確保しつつ安いお値段の本棚を探しているという、一人暮らしの方に最適な1台です。

ISSEIKI(一生紀)エリス82 フラップマガジンラック

ISSEIKI(一生紀)エリス82 フラップマガジンラック
画像提供:一生紀

 ベトナムに自社工場を持つ家具メーカー「ISSEIKI(一生紀)」のマガジンラック。ヨーロッパや北米を中心に自生している「アルダー材」を使用しています。広葉樹を切り出した無垢(むく)材は、さりげない美しい木目や節が特徴で、家具以外にギターやベースといった楽器にも用いられます。また、経年変化により淡紅褐色や淡黄褐色に変化するという魅力も。落ち着いた温かみのあるデザインは、リビングに置くのにぴったりです。

 フラップ扉により、隠す収納と見せる収納を両立。内部は、高さ調節可能な可動棚付きです。本のサイズに合った収納ができ、見えない部分にもこだわりがありますね。環境や人に優しい自然系オイルで仕上げているので、ペットのいるお宅でも安心して使えます。

LOWYA(ロウヤ) ディスプレイラック

LOWYA(ロウヤ) ディスプレイラック
画像提供:ベガコーポレーション

 スペースが限られた部屋では、壁面を利用した収納がおすすめ。こちらのLOWYAのディスプレイラックは本を面で並べるタイプなので、奥行きがスリムなため圧迫感がありません。本を溝に差し込んで固定。ちなみに溝の幅は約3cm、深さは約3.5cmなので、多少厚みのある写真集や画集でもきちんと収まります。

 カラーは、「ナチュラル」「コンクリート調×ナチュラル」「ホワイト×ナチュラル」の3種類から。天井に突っ張り式で固定するため、転倒防止対策ができるところもうれしいポイント。部屋の間仕切りとしても使えますよ。

 ただ、収納できる冊数は少ないので、収納力を上げるために複数のラックを並べるという方法もあります。このような収納は、本との付き合いを考えたときに、限られた冊数の本を眺めるようなライフスタイルの方におすすめです。

小島工芸 アコード

小島工芸 アコード
画像提供:小島工芸

 小島工芸の「アコード」は、オープンタイプの定番シリーズ。小島工芸で30年以上販売され続けています。また小島工芸によると、作家や大学の教授などにも愛用者が多い実績のある本棚とのこと。可動式の棚板は、後方に向かって約1度の勾配があるのに加え、ハイタイプには転落防止補助金具(ボンフック)が標準装備。地震の際に、収納物の落下を抑制します。高さ約180cmと大きい本棚なので、対策が施されている点はありがたいですね。

 しかもアコードは国内工場で受注生産され、完成品が出荷されるので自分で組み立てる必要がありません。5cm刻みで横幅サイズオーダーも可能なので、設置場所のサイズに合わせて収納したい方におすすめです。

JumbleFurniture(ジャンブルファニチャー) スライド本棚vaughn(ヴォーン)

JumbleFurniture(ジャンブルファニチャー) スライド本棚vaughn(ヴォーン)
画像提供:JumbleFurniture

 日本一の家具産地、福岡県大川市の家具メーカー「JumbleFurniture(ジャンブルファニチャー)」が製造するvaughn(ヴォーン)シリーズ。国内工場生産のスライド式タイプの本棚です。完成品ならではの頑丈な造りが魅力で、多くの本を収めても安定感は抜群です。

 本棚は前後左右に4分割され、前の2つの本棚は、扉収納としてスライド可能。デッドスペースがないため収納力が高く、文庫のA6サイズから大型書籍のB4サイズまで幅広く収納できます。ちなみに転倒防止金具付きで、耐震性にも配慮されています。

 サイズは幅約60cmと約90cmの2種類から。ネット通販だと色味がわかりにくい場合がありますが、vaughnシリーズはサンプル送付サービスも実施。購入前に本棚の質感や色合いが確認できるため、迷いなく購入できますね。

野中木工所 天然木の回転式書棚「Turns(ターンズ)」

野中木工所 天然木の回転式書棚「Turns(ターンズ)」
画像提供:野中木工所

 こちらも福岡県大川市のメーカー・野中木工所による本棚です。便利さとデザイン性を兼ね備えた回転式書棚「Turns(ターンズ)」は、書斎やリビングなどで本を美しく、機能的に整理できます。また書籍部分を回転させることで、立ち位置を変えずに目的の本を簡単に探し出し、取り出せます。寝室などのリラックスした空間に置いて、そこで読む本を選んで収納するのもいいですね。いつでも読み返したいようなお気に入りの本が何冊かある、といった本との付き合い方をする人にぴったりなのではないでしょうか。

 材料は北米のウォールナットやオーク、国産のナラ材、東南アジアのユーラシアンチークなど、どれも高級家具に使われてきたものばかりで、木材の個体差を活かしながらも丁寧に選別し採用。また国内工場では天然木の素材感を活かすために、手作業による丁寧な材料加工・研磨を施しつつ、柔らかな手触り感に仕上げています。

 最終工程においては、安全な亜麻仁油をベースとしたオイル塗装とビーワックス(蜜蝋)を用いるなど、自然素材へのこだわりも光ります。サイズは1段タイプと2段タイプを用意。既製品では収納力が足りない、より好みのデザインのものが欲しい場合はオーダー対応もOK。なお木材のサンプルは送付可能で、完成品は5年保証付き。木工所ならではの、きめ細やかなサービスがうれしいですね。

margherita(マルゲリータ) Shelf(シェルフ)壁一面の本棚

margherita(マルゲリータ) Shelf(シェルフ)壁一面の本棚
画像提供:margherita

 その名のとおり、壁一面に設置できる本棚です。メンタリストDaiGo氏が愛用していることで、一躍有名になりました。気になる方は、メンタリストDaiGo氏の動画配信を見てみましょう。壁一面に配置され、本がぎっしり詰まった本棚がこちらの商品です。

 また背板がないため両サイドから使え、部屋の間仕切りとしても利用できます。素材は軽くて反りにくい、シナランバーコア合板。高さと幅は最大2.4m×2.4mで、奥行きは35cmと25cmから選べます。部屋のテイストを選ばないシンプルなデザインに加え、有料のカットサービスを利用すると、部屋の間取りや好みに応じてオーダー加工が可能。なお最下段の棚は有効高さ40cmで、写真集のような大型の本も入ります。たくさんある本をきれいに、見栄えよく収納したい方におすすめです。

おしゃれな本棚に仕上げるには「目的」と「収納方法」がカギ!

 本棚に求める条件は人それぞれ。本棚に何を求めているのかを考えてみましょう。自分の生活の中で、本がどのようなものかを考えてみると分かりやすいかもしれません。例えば、日常的にたくさんの本を参考にする場合は収納力の高い本棚。料理中に参考にするレシピ本などを少しだけ置いておきたい場合は、デッドスペースに置けるコンパクトな本棚。このように、ライフスタイルや目的を確認してみると選びやすいですね。

 またセンスのよい本棚を選ぶだけでは、おしゃれな本棚には仕上がりません。見栄えがよい本棚にするには、収納方法も大事です。手持ちの本を整理し、自分にとって取り出しやすいように収納すれば、おしゃれな本棚の状態を維持できます。ファイルボックスや収納ボックスが合う本棚かどうかなど、本棚の購入の段階でどのような収納方法をしたいのかを考えておくのがおすすめです。自分の好みや目的に合ったお気に入りの本棚を見つけ、おしゃれな本棚に仕上げてくださいね。