ロバート、上白石萌音も声優出演!『ちびまる子ちゃん』に『コジコジ』に…8月はさくらももこ作品がアツい! おすすめ3選

マンガ

更新日:2021/8/20

 今もなお愛され続ける、さくらももこさんの作品は、話題が尽きない。たとえば、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』では、8月の1カ月間を「まるちゃん大好き! 8月のゲスト声優まつり」と題して、毎週、豪華ゲスト声優が登場。22日にはお笑いトリオのロバートが、29日には、上白石萌音が出演予定とのことで注目を集めている。また、「やさしい気持ち。」を特集する雑誌『BRUTUS』の最新号(2021年9/1号)では、表紙に「コジコジ」が登場。「コジコジもどんな時もコジコジだよ」という名言とともに表紙を飾る。多くの人を魅了し続けるさくらももこさんの作品から3つの作品をご紹介しよう。

『ちびまる子ちゃん』 3巻

『ちびまる子ちゃん 3 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)』(さくらももこ/集英社)

上京経験者は泣ける!『ちびまる子ちゃん』初期のあまり知られていない名作

 さくらももこさんの一番の代表作といえば、漫画『ちびまる子ちゃん』(集英社)だろう。まるちゃんといえば、「おっちょこちょいでおかっぱ頭がトレードマークの小学3年生」、というイメージを持っている人がほとんどではないだろうか。しかし連載初期の頃は、さくらさんが“まる子”と呼ばれていた小学生時代の話だけではなく、巻末として、作者の高校・大学時代などの話もコンスタントに掲載されていた。漫画『ちびまる子ちゃん』(集英社)の初期の短編ストーリー「ほのぼの劇場」は、名作がたくさん。小学校の時の転校生の話。上京する時の話。漫画家としてデビューするまでの話…。「ほのぼの劇場」の名の通り、読む人をほのぼのとさせながらも、感情を揺さぶられるストーリーが満載なのだ。
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『COJI-COJI』1巻

『COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックス)』(さくら ももこ/集英社)

“辛辣なツッコミ”が癖に! 『コジコジ』の魅力を名シーンで思い出す!

 くまさんのような丸い耳。ライオンのたてがみのようなふわふわの髪(?)。動物なのか、人なのか、男なのか、女なのか、まるでわからない存在がコジコジだ。そんなコジコジの暮らすメルヘンの国の学校生活を描いたのが漫画『COJI-COJI』(集英社)。ファンタジーな世界観と、随所に含まれるブラックユーモアや辛辣なツッコミのギャップがなんともクセになる作品なのだ。コジコジは、誰の発言にも惑わされず、「バカだ」と言われても気にせず、至極マイペース。「こんな風に生きることができたらストレスもないだろうな」と思わされるメンタルの強さだ。能天気なセリフのオンパレードは、普段の仕事や人間関係に疲れたときに読みたくなってしまうに違いない。
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『ももこの世界あっちこっちめぐり』

『ももこの世界あっちこっちめぐり (集英社文庫)』(さくら ももこ/集英社)

 スペイン、バリ島、アメリカ…世界各地ハプニングづくし! 爆笑必至の旅行エッセイ

 新型コロナウイルスのせいでなかなか旅行にも出かけられない。旅行に出かけたい欲求を抱えている人には、笑いと感動の旅行エッセイ『ももこの世界あっちこっちめぐり』(集英社文庫)をオススメしたい。さくらももこさんの作品は、漫画だけではなくエッセイも、独特な切り口と痛快な語りがたまらなく面白いのだ。1996年、当時31歳だったももこさんが訪れたのは、スペイン、バリ島、アメリカ西海岸、ラスベガス、ベネチア、パリなど6カ国17カ所。ももこさんが描く海外の景色はどうしてこうも魅力的なのだろう。だが、この本は、それだけではない。ももこさんの旅はトラブル満載。そのひとつひとつに笑わずにはいられないのだ。胸がスカッと晴れ渡るような語りを味わううちに、なんだかももこさんと一緒に旅行に出かけたような気分にさせられる一冊。
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 素直で無邪気でちょっぴり辛辣。ブラックユーモア満載なのに、時にはホロっと泣かされる。そんなさくらももこさんの作品は、漫画にしろ、アニメにしろ、エッセイにしろ、多くの人の心を捉えて離さない。暗い話題ばかりの今だからこそ、さくらももこさんの作品を是非とも読んでみてほしい。さくらさんの作品は読むデトックス。読み終えた時、きっとあなたの心を爽快な気分にしてくれるに違いない。

文=アサトーミナミ

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この記事で紹介した書籍ほか

COJI-COJI 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

著:
出版社:
集英社
発売日:

ももこの世界あっちこっちめぐり (集英社文庫)

著:
出版社:
集英社
発売日:
ISBN:
9784087442175