『サザエさん』マスオが“副業”を始める「令和っぽい話してる」「時代のトレンド」

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公開日:2022/8/7

サザエさん
サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 7月31日に放送された『サザエさん』では、マスオさんが副業に挑戦。その奮闘ぶりに、視聴者からはさまざまな反響があがってる。

 話題になったエピソードは、作品No.8432「僕の副業」。マスオと穴子さんは、同僚が妻の肩たたきをしてお小遣いをもらうサイドビジネスを始めたことを聞く。そこで穴子さんは妻と交渉し、“皿洗い1回100円”という契約を結ぶことに成功。「朝と夜で200円。30日やれば6000円か」と納得し、終業後は毎日のように早く帰宅するようになる。

 早速マスオもサザエに相談し、「(皿洗いのほかに)ないかなぁ、僕に出来る仕事…。掃除、洗濯…」と悩んでいると、偶然この会話を聞いてしまったカツオは“マスオが転職をする”と勘違いし、一家は大騒ぎに。お手伝いの仕事や、寮の管理人などマスオの転職先についてあれこれ妄想する波平たちだが、「サザエたちから話があるまで黙っておいた方がいい」という結論に至る。

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 翌朝、マスオは早速玄関先の掃除をこなすが、事情を知らない家族や近所の人から「サザエとケンカしたのでは?」と心配そうな目で見られてしまう。なにか家のなかで出来る仕事はないか探そうとする一方で、「周りの目を気にしていたら副業なんて出来ないよな」とも。しかしその後、カツオが酒屋のサブちゃんに事情を話したことで状況は一変。サブちゃんが御用聞きで近所の客先を回る際、マスオのことを説明してくるようになったおかげで、マスオは働きやすい環境を手に入れるのだった。

 このエピソードに対し、視聴者からは「マスオさんも副業を考えはじめるなんて。サザエさんの適応力もアッパレだけど、副業はそれだけ、時代のトレンドなんですね〜」「マスオさんが転職とか副業とか令和っぽい話してる」などと時代に即したエピソードだったと反響を呼んでいる。

 しかしながら、その一方で「奥さんの手伝いで皿洗いや掃除をしたら副業らしい。 マスオさん、それは副業ではなく普通です。時代ですね」「副業ってそれただの家事だし… やって当たり前じゃん… それで金貰えるのいいですねぇ」などと厳しいツッコミを入れる声もあがっている。

 はたして、マスオはどれほどの期間続けられるのだろうか…。

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