全世界累計1,400万部突破の『暁のヨナ』、最新43巻は切なすぎる展開…!? ついに迫る“四龍の宿命”とは

マンガ

公開日:2024/2/24

暁のヨナ
暁のヨナ』43巻(草凪みずほ/白泉社)

 全世界累計1,400万部以上を誇る『暁のヨナ』。その最新43巻が、2024年2月20日(火)に発売された。前巻に引き続き描かれる怒涛の展開に、感極まる読者が続出している。

 同作は、『花とゆめ』で連載されている大河ファンタジーロマン。2014年にテレビアニメ化、さらにそこから3度にわたって舞台化されるなど、メディアミックスも盛んに行われている大人気作品だ。

 そんな『暁のヨナ』の主人公は、高華王国の姫・ヨナ。何不自由なく育てられてきたが、16歳の誕生日に好意を抱いていた従兄・スウォンが自身の父親を殺害するところを目撃してしまう。そして自らも命を狙われる立場になってしまい、護衛のソン・ハクとともに厳しい道を歩んでいく――。

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 神官のイクスに「伝説の四龍の戦士を探せ」と告げられて高華を旅したヨナとハクは、白龍・キジャ、青龍・シンア、緑龍・ジェハ、黄龍・ゼノの4人と巡り合う。そこから国中で巻き起こる数々のトラブルを解決し、2023年10月に発売された42巻では南戒の最高権力者・チャゴルを退けるに至った。

 その後、行方がわからなくなっていたシンア、ジェハ、ゼノを捜索するべく立ち上がったヨナ一行。今回の最新43巻ではそのうちの1人、ジェハとの再会を果たすものの、手や顔にウロコのようなものが見えるなど龍に自我を奪われかけていた。

 どうやら南戒軍から逃げるためにシンアが能力を使ったタイミングで龍に変身してしまったらしく、3人はバラバラになってしまったそう。それでもヨナたちは高華へ帰ろうと促すが、ジェハの出した答えは……。

 いよいよ物語も大詰めを迎える予感が漂う『暁のヨナ』。やはり気になるのは、四龍の身に起き始めている変化だろう。彼らは龍の血を与えられた人間の末裔で、作中にて人の身に余る強大な力を振るってきた。

 しかし、ここ最近のエピソードでは初期から見え隠れしていた「四龍」という存在の危うさが浮き彫りになっており、重たい展開が続いている。一方、高華ではヨナを巡る不穏な動きが見えるなど、物語がさらに加速していきそうな雰囲気だ。

 そんな怒涛の勢いで突き進んでいく最新43巻。手に取った読者からは、「人前で涙ポロポロ落としちゃった」「みんなが笑顔だった時を思い出すと泣く」「みんな幸せになってくれ……」「クライマックスに向かってる感ありありで泣ける」「次巻こそ! 全員揃った姿が見たい!!」「もう44巻が待ちきれない」といった声が集まっていた。

 ヨナは四龍の宿命と、どのように向き合っていくのだろうか。ぜひ最新43巻を手にとって、たしかめてみてほしい。

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