『うどんの国の金色毛鞠』TVアニメ化決定にファン感激! 「不意打ちすぎて本屋でガチ泣きしました」

マンガ

公開日:2016/2/12


 『月刊コミック@バンチ』で連載中の人気マンガ『うどんの国の金色毛鞠(きんいろけまり)』のTVアニメ化が決定。それに伴い、公式サイトがオープンし、公式Twitterも開設された。放送に関しては、2016年日本テレビ他としか発表されていないが、原作者・篠丸のどかも自身のTwitterで報告、ファンも喜びの声を上げている。

 2012年より『月刊コミック@バンチ』で連載が開始された『うどんの国の金色毛鞠』の舞台は作者・篠丸の地元・香川県。うどん県の愛称で親しまれる香川県に、東京から帰ってきた俵宗太は、継がないと決めていた実家のうどん屋の釜で眠る子ども・ポコを発見する。1度は小麦を盗んでその場を去るポコだが、またうどん屋へ。ポコが空腹だと気づいた宗太は、うどんを茹で食べさせる。さらに雨が降っていたため、カッパを着せてあげると、ポコはすっかりなついて宗太のそばに。しかし、ポコには他人には言えない秘密があり… と物語が進んでいく。

 宗太とポコという不器用なふたりの、温かい共同生活が描かれる『うどんの国の金色毛鞠』。2016年2月9日(火)に最新巻7巻が発売されたばかりの同作が、TVアニメとして放送される。アニメーション制作は1月より放送中のTVアニメ「石膏ボーイズ」を手掛けるライデンフィルム、監督は2015年放送のTVアニメ「進撃! 巨人中学校」で知られる井端義秀。ほか、シリーズ構成に高橋ナツコ(「信長協奏曲」「俺物語!!」など)、キャラクターデザイン&総作画監督に伊藤依織子(「山田くんと7人の魔女」など)、美術監督に合六弘(「電脳コイル」など)、色彩設計に小野寺笑子(「べるぜバブ」など)など、充実の制作陣が手掛ける。

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 原作者・篠丸は「生まれ育った香川を舞台にした作品が、こういった形で展開されることになり、本当に嬉しいです」というコメントをアニメ公式サイトに寄せると共に、自身のTwitterでも「単行本7巻発売&祝! アニメ化! 今まで応援して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます!」と喜びと感謝を伝えた。

 この篠丸の嬉しい報告に対し、ファンからは「ヤッター! 長年応援し続けてきた甲斐がありましたー!」「嬉しいです! 帯を見たとき、二度見しました」「嬉しすぎて、本屋で変な声出ちゃいましたッ!」「不意打ちすぎて本屋でガチ泣きしました! 今年1番嬉しい出来事です」「前々から読んでいて喜びが表せません! あのポコちゃんのうどんを食べる姿、笑顔が見れると思うと楽しみです」「ポコー! 早くお声を聞かせて」など、喜びのリプライが多数届いている。

 また、『鬼を飼う』の吉川景都や『ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-』の小沢かな、『MAMA』の売野機子といったマンガ家仲間からも、祝福のリプライが。これまでに、篠丸とポコがナビゲートする企画「うどん県×うどんの国の金色毛鞠」や、「さぬき高松まつり」の告知ポスターなどのコラボレーションを行い、香川県を盛り上げてきた『うどんの国の金色毛鞠』。アニメ放送により、さらに同県へ足を運ぶ人が増えそうだ。

TVアニメ「うどんの国の金色毛鞠」
原作:篠丸のどか
監督:井端義秀
シリーズ構成:高橋ナツコ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤依織子
アニメーション制作:ライデンフィルム
⇒TVアニメ「うどんの国の金色毛鞠」公式サイト


■『うどんの国の金色毛鞠』7巻
著:篠丸のどか
価格:626円(税込)
発売日:2016年2月9日(火)
出版社:新潮社