センス抜群な50人の大人の女性たちから学ぶ、本物の「エレガンス」

暮らし

公開日:2016/3/3


 たくさんの人や物を見てきたから、何が自分に似合うか知り尽くしている。好きなものだけに囲まれた暮らしをしているから、おのずと調和のとれた空間が実現できている―。2016年3月1日(火)、着る服も暮らし方も、センス抜群な50人の素敵な大人女性たちのおしゃれと美しさにアプローチするスタイルブック『ずっと美しい人のマイ・スタイル』が発売された。

 すてきな大人の女性50人のスタイルブックは、ほとんどの撮影を自宅で敢行し、着る服も自前のいつもの私スタイル。若さでは到底太刀打ちできない本物の「エレガンス」、日々を丁寧に生きることの楽しさが50通り展開される。


コーディネートに自信があれば輝いて見える。服にはそんな力があるのですジョルジオ アルマーニ アドバイザー・吉田貴美子さん

自宅の居間でエレガントに微笑む吉田さんは長年、大好きなファッションに関わる仕事をしてきた。ジュエリーやニットのオリジナルデザインも続けているが、もっかは最愛のブランド、ジョルジオ アルマーニのブティックで客へのアドバイザーとして勤務。顧客それぞれの好みや、似合うスタイルを知り尽くした上での接客には定評がある。

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ファッションも家もシンプルであると、自分を見失わないで安心できると思います陶芸家・小前洋子さん

Seventeen』でアメリカンファッションに目覚めた10代からさまざまな服や流行を味わい尽くしてきた小前さん。雑貨とアクセサリーのブランド「アンジンクチン」の立ち上げを経て、現在は陶芸家として活躍中。自分に似合うもの、必要なものがクリアな人ならではのシンプルなスタイルが潔い。


買いつけに出かける海外で50代、60代のマダムたちの色使いのセンスには、いつも大いに刺激を受けます!リバココレクション オーナー・小川千鶴子さん

使ったり、着たり、自分が身をもって確認、「おすすめ」できるものだけを集めたセレクトショップを経営する小川さん。ニットやジャージ素材を単なる「カジュアルな人」にならずに、おしゃれに着こなす色使いやアクセサリー使いのセンスはさすが。


ほとんどが古着。アクセサリーもアンティーク。それを自分らしくアレンジして着るアーティスト・浅野順子さん

鮮やかな色で独特の作品を生み出すアーティスト、浅野さんは俳優・浅野忠信さんの母。横浜育ちの彼女のスタイルは米軍基地のスリフトショップが原点だ。古着の味わいが大好きだし、着ていて落ち着く。今日は長年大切に着ているTシャツとジーンズで。ロングヘアを自然になびかせた立ち姿は文字通り、若さが太刀打ちできない格好良さ。

 50人50様のエレガンスを本書で楽しんでみてはいかが?

■『ずっと美しい人のマイ・スタイル
著:集英社
価格:1,500円(+税)
発売日:2016年3月1日(火)
出版社:集英社