池井戸潤が描く企業の不祥事隠蔽 ―働く意味を見失った普通の人々

文芸・カルチャー

2016/3/5

『七つの会議』(池井戸潤/集英社)  歯車のひとつに過ぎない従業員の間違った行動で、企業は途端にうまく回らなくなる。はじめはひとつの歯車の問題だったのが、次第に他の歯車にも悪影響を及ぼす。その過ちをすぐに正すことができる企業は良い。しかし、思わず、それを隠してしまう企業が多いのも事実だ。ビジネスは、会社の利益と客の利... 続きを読む