ベージュVニットのモテぶりは着た人にしか分からない! 5分で選べる&おしゃれコーデの簡単テクニック

暮らし

公開日:2016/5/12


『毎朝、服に迷わない』(山本あきこ/ダイヤモンド社)

 女性なら一度はあるはず。着ていく服が決まらなくて、会社や待ち合わせの場所に遅れそうになってしまったことが。「前日に着ていく服を決めておけばいいんじゃない?」なんて意見も出るかもしれない。しかし、翌日の天気が雨だったり、意外と寒かったりして急遽コーディネートを変えなければならない時もあるし、はたまた、靴とバッグを合わせてみたら、なぜかまとまりが無くなってしまったりすることも……。準備万端だと思っていても、コーディネートの落とし穴は様々なところにあるものだ。

 けれど、「服に迷わないための『アイテム』」をあらかじめ揃えておけば、毎朝、服装選びに四苦八苦することもなくなるという。そのアイテム指南書ともいえる書籍が発売された。『毎朝、服に迷わない』(山本あきこ/ダイヤモンド社)である。

 本書の著者は「センスのいいコーディネートに必要なのは、『センス』ではなく、『アイテム』」だと話す、スタイリストの山本あきこさん。「5分で服を選べて、しかも、すごくおしゃれ」な服装は、「普通」のアイテムを組み合わせることでできるという。

 本書は持つべきアイテム21種類の紹介と、それを活用するための簡単テクニックを教えてくれているフルカラー実用書だ。

 まず、マストアイテムなのは「白シャツ」。真っ白な襟付きのシャツである。白シャツは上品で知的な雰囲気を醸し出してくれて、どんなアイテムにも合わせられる柔軟性のある洋服だ。

 注意したいのは、とことんシンプルなものを選ぶこと。レースやサイズ感が合ってないものは決して買わないこと。「アイテムそのものにイメージのない『印象ゼロ』だからこそ、着回しがきく」ので、個性をプラスする必要はない。そして白シャツは「カジュアル」か「色もの」をミックスして着るとオシャレに見えるそう。

 他には「ベージュのVニット」。著者いわく「モテアイテム」なのだとか。ベージュのシンプルなニットだと「地味になりそう」「おばさんっぽい……」という意見が出そうだが、実際着てみると全く違った印象になる。ベージュは肌の色と近いので、ヌーディーな雰囲気が出て、セクシーに見えるとか。ポイントはVネックで「鎖骨が見えること」。丈は長すぎず、短すぎないものが良い。リラックス感がベージュVニットの魅力の一つでもあるので、サイズ感にも注意だ。

 マストアイテムとして意外に感じたのが、「赤ベスト」。赤のベストは個性的だし、袖もないので、着る季節感も分からない。これを着こなしている人はオシャレ上級者のイメージがあった。しかし、案外使いやすいアイテムなのだ。1枚で着て肩を見せてもかわいいし、上にジャケットを羽織れば、アクセントにもなる。白シャツの上に着てもOK。意外と着回しのきく「差し色アイテム」として活躍できるそうだ。

 アイテムごとのテクニック以外に、服装のお悩みコラムも掲載されているので、そちらも必見。

「洋服の捨て時」は「3年間着なかった服(デニム以外)」だそう。「服装がマンネリ化してきたらどうするか」については、「コーディネートの主役を変えてみる」と印象の変わった服装を思いつくことができる。服装がマンネリしてしまう方の多くは、「トップスから決める傾向」にある。「白いシャツを着たいから、それに合う服を探す」のではなく、主役をボトムにしてみたり、靴やバッグにしたりするだけでも、普段とは違った印象の服装になるはず。

 例えば、赤い靴を履きたいのなら、「その赤い靴に合う服装を」と考える方法だ。その際のポイントは「近いところから決めていく」こと。赤い靴に合うボトムを決め、それにあったトップスを考える、といった具合だ。

 また、「大人キレイ」な恰好ではなく、「もっと可愛い系の服装が好き!」という人もいるだろう。しかし、大人の女性のオシャレに、10代の女の子と同じ洋服を取り入れてしまうのは危険な場合が多い。いかにも甘すぎる「フェミニン素材」は、バッグやアクセサリーなどの小物で魅せると、オシャレに大人可愛くコーディネートができるそうだ。

 みなさんも、「簡単大人オシャレ」を目指してマストアイテムを揃えてみませんか?

文=雨野裾