「何も持たない」ことが本当にいい選択? 新たな“もの”との付き合い方ミニマムリッチとは

暮らし

公開日:2016/5/21

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 新たな“もの”との付き合い方「ミニマムリッチ」という選択を指南する『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』が、2016年5月16日(月)に発売された。ものの選び方・付き合い方を知ることで、しなやかで、軽やかに生きる人生のヒントが得られる。

ものとの付き合い方は「とにかく捨てる」から「選んで長く使う」へ
断捨離や片付け、ミニマリストなど、限りなく少ないもので暮らすことがブームになっている。このムーブメントは2000年代から始まり、それまでの「大量生産、大量消費」の生活スタイルの反動だと言われている。しかしながら、「何も持たない」ことがよいと言い切れるのだろうか。何から何まで捨ててしまうことは、ものと一緒に暮らしてきた時間や、ものとの貴重な関係まで捨ててしまうことにつながってしまうのだ。

本当に満足できる人生のヒントは「ミニマムリッチ」にある
「ミニマムリッチ」とは、長い時間と手間をかけ、ものとの関係を大事に育てていこうという考え方。次から次へとものを捨てるのではなく、大切なものだけを選んで慈しみ、メンテナンスして使い続ける丁寧な姿勢を指す。同書では、ミニマムリッチという考え方を、おばあさまから孫へ受け継がれる伝説のバッグのエピソード、一流店での「試着」を勧める訳や一番高いものと一番安いものを経験する必要性などを通じて解説。上質なものを少しだけ「人生」というバッグに入れる、ミニマムリッチという極上の贅沢の醍醐味が、まとまっている。

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一流ブランドショップの店長を務めた著者が「一生かけて愛したいアイテム」を紹介
ミニマムリッチを実践するには、何を選び、何を大切にしていくことが重要なポイント。一流ブランドショップの店長として、VIPへ真に良いものを提案してきた経験を豊富に持つ著者が、「一生かけて愛したいアイテム」を紹介する他、ものの選び方やお金をかけるポイント、ものとの付き合い方を伝授していく。

■『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる
著:横田真由子
価格:1,380円(+税)
発売日:2016年5月16日(月)
出版社:クロスメディア・パブリッシング

※掲載内容は変更になる場合があります。