訳者の村上春樹本人も夢中になった! アメリカ人女性作家の名作が今、新訳でよみがえる

文芸・カルチャー

2016/9/9

『結婚式のメンバー(新潮文庫)』(カーソン・マッカラーズ:著、村上春樹:訳/新潮社)  せっかく秋めいてきたというのに、〈緑色をした気の触れた夏〉という言葉を見てすぐさま、湿度が高くてうだるような日本の夏を思い出してしまった。主人公の少女のどこにも行き場がなくて鬱屈とする感情と、ここ数年の出口の見えないような夏の暑さ... 続きを読む