「これで終わりなんて勿体ない! 連載お願い!」『ジャンプ』19号掲載の読み切りに反響

マンガ

公開日:2017/4/15

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    『週刊少年ジャンプ』19号(集英社)

 2017年4月10日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』19号で、自転車のプロライダーを目指す主人公を描いた読み切り作品『クロモリクライム』が掲載された。完成度の高いストーリー展開や練られたキャラクター設定に「連載を期待する完成度!」と絶賛の声が上がっている。

 同作を手がけたのは宮田英俊と仁志裕介の超新星タッグ。原作の宮田は『ジャンプ』が公募した「ストーリー作りのプロ」を発掘する賞「ストキンPro」で見いだされ、作画の仁志は「作画作り」に特化した賞「ガリョキンPro」で準キングの座に輝いた。

 そんな2人が作品のテーマとして選んだのは自転車競技のロードレース。主人公のノボルは幼いころに暮らしていたフランスで少女・アンとよく自転車で競争をしていた。ノボルが日本に帰ることになり、それぞれがプロのライダーになることを約束。成長したノボルは日本でプロのサイクリングチームに入るため、入団テストを受けることに―。

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 なんといっても見応えがあるのは入団テストでの熱い競争シーン。ノボルはスタート直前にフランスのライダー・パスカルに、愛用の自転車“クロモリフレーム”を「骨董品」とバカにされてしまう。しかし勝負中、ノボルはクロモリフレームの特性を活かした走りでパスカルを驚愕させることに。

 この展開には「主人公がクロモリフレームにこだわってるあたりめっちゃ痺れた」「筋肉隆々のフランス人が小柄なノボルに必死で対抗してるのが熱すぎる!!」といった声が。また予想外の行動に出るノボルのキャラクターも読者をひきつけたよう。

 盛り上がってきたところで終わったため、「これで終わりなんて勿体ない! 是非連載をお願いしたい!」「ワンピが休載でテンション落ちてたけど読み切りが最高だったからモチベ爆上がり! 毎週読みたいよ」と続きを望む声が続出している様子。果たして読者の声は編集部に届くのだろうか? 祈りつつ吉報を待つしかないだろう。