冷凍食品の食品表示には抜け穴が多い!? 食品のプロが教える、スーパーや外食チェーンの裏事情

社会

2017/5/29

 食品管理のプロが安全で美味しい食生活の守り方を紹介した『知らないと危ない! ズルい食品 ヤバい外食』が2017年5月15日(月)に発売された。

 同書では、食品業界の現場を知りつくした食品のプロが、誰も教えてくれないスーパーや外食チェーンの裏事情を大公開。肉や魚、野菜など、スーパーの売り場別に良い食品&ズルい食品の見抜き方を多数紹介している。安全で美味しい食品選びの「ワンアドバイス集」も必見だ。

「ズルい食品」のカラクリ
・「精肉」 表示ラベルの加工者名と所在地をチェックして肉の鮮度を見抜く
・「食肉加工品」 材料をかさ増ししていないか? 食品添加物よりも原材料に注目
・「魚介類」 温度管理がしっかりできていて、厨房で魚をさばいているスーパーは◎
・「野菜・果物」 レタスと白菜の扱い方で消費者優先のスーパーかがわかる
・「卵」 産卵日や採卵日の表示がない卵、冷蔵ケースで売っていない卵には注意!
・「お米&ビール」 精米日、製造日が新しいものを上に置いているスーパーは◎
・「弁当」 対面販売の弁当に食品表示の義務はない。食物アレルギー対策には細心の注意!
・「惣菜」 店内で調理しているとは名ばかり!? 売れ残り食材を使い回すケースも
・「パン」 スーパーのインストアベーカリーは、冷凍のパン生地を使っていることが多い
・「冷凍食品」 中国産よりも国内製造の方が危ない!? 冷凍食品の食品表示には抜け穴が多い
・「豆腐&そば」 凝固剤にGDLを使っている豆腐はダメ! そばは小麦粉の使用割合をチェック
・「調味料」 味噌と醤油は家庭の味を優先。砂糖は精製度が低いタイプがオススメ
・「PB商品」 豆腐の原材料表示をチェックすると、PB商品の良し悪しが見抜ける など

 また焼肉店や牛丼、回転寿司などの外食チェーン別に良いお店&ヤバいお店の見極め方のコツも紹介。裏事情が満載なので、飲食店の見方が大きく変わるかもしれない。

「ヤバい外食」の裏事情
・「焼肉&焼き鳥チェーン店」 店内でスライスしない焼肉店は、鮮度の悪い肉を扱っている
・「ステーキ&ハンバーグチェーン」 加工肉の提供を告知している店は、消費者を重視している
・「ファミリーレストラン」 料理は冷凍や半調理品が主流で、コックが調理するファミレスは少数派
・「牛丼チェーン店」 主力メニューにこだわりのあるチェーン店は美味しい
・「定食屋チェーン」 女性客の多さは、美味しい店の指針となる
・「回転寿司チェーン」 温かいシャリを使っているチェーン店は美味しい
・「居酒屋チェーン」 美味しさを求めるなら、チェーン店より個人経営の居酒屋を選ぶべき
・「土産物屋」 お菓子や食品の消費・賞味期限がシールの土産品は要注意 など

 同書を参考にすれば、スーパー&外食での買い物の仕方、飲食店の選び方が変わるはず。確かな知識と目で、身体にやさしくおいしい食品を選ぼう。

河岸宏和(かわぎし・ひろかず)
食品安全教育研究所代表。1958年、北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理にたずさわる。これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハムソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け惣菜工場、卵加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など多数。毎年100カ所以上の食品工場、厨房などの点検、教育を行う「食品のプロ」。

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