“あの頃”の絶望に光を照らし、大人を救ってくれる物語。辻村深月が放つ最高傑作『かがみの孤城』

文芸・カルチャー

2017/6/6

『かがみの孤城』(ポプラ社) 辻村深月が帰ってきた――。新作『かがみの孤城』(ポプラ社)を読んだファンは、みなそう感じることだろう。鏡の向こうにある孤城に集められた、“普通”から外れた少年少女。どんな願いも叶う部屋の鍵探し。案内人の少女“オオカミさま”の謎。迫りくるタイムリミットの不穏な気配。辻村深月のすべてが詰まっ... 続きを読む