本当のお金持ちが知っている「寝ながら稼ぐ」秘密を、2000億を動かした経営コンサルタントが大公開!

ビジネス

公開日:2017/8/21

『寝ながら稼ぐ121の方法』(ジェームス・スキナー/KADOKAWA)

 あなたは「寝ながら稼ぐ」と聞いたとき、どんな気持ちになったでしょうか?

 「いいね!私もやってみたい!」とワクワクしたでしょうか。それとも、「なんて不謹慎な!お金は額に汗して稼ぐものだ!」と眉をしかめたでしょうか。

 実は、お金持ちになる人は前者の考え方をする方が多く、後者の方は自分では気付かない所でお金に対して否定的で、メンタルブロックを持っているため、お金を稼ぎにくい方が多いという傾向があるようです。

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 そこで、そんな後者の方にこそ読んでいただきたいのが、『寝ながら稼ぐ121の方法』(ジェームス・スキナー/KADOKAWA)ですが、この本の効果を実感するためには、まずは「お金は良いもの!お金持ちは素晴らしい!」というマインドになる必要があります。そういう意味では、読む人を選ぶ本かもしれません。

寝ながら稼ぐためには、少し安心領域の外に出る必要がある。

そして、その最初に破るべき大きな心の壁は「働くときにお金をもらう」というものだ。

安心の幻ほど高くつくものはない!

 私たちは「働いてお金を稼ぐ」「自分の時間と引き換えにしてお金を得る」という考え方が当たり前のように染み付いてしまっていますが、決してそうではないことをこの本は繰り返し教えてくれます。

 もちろん、この本はそうした精神論だけでは終わりません。具体的に、株式投資、不動産経営、著作権ビジネスといった不労所得としてメジャーなものから、「人の目=お金なのだ」「迷惑をこうむってなんぼ」「エレベーターを掘れば」「政府の甘い汁を吸う」「人の税金を払ってあげる」・・・といった興味を引く題材で、タイトル通り121(細かくいえば130以上)の「寝ながら稼ぐ」方法が詳細に書いてあり、ラットレースから抜け出す実践的な道筋が示されています。そして、寝ながら稼ぐ方法に制限はまさに「想像力だけ」だと思い知らされるのです。

ほとんどの人が「ラットレース」に巻き込まれている。

そして、その理由は簡単である。それは、安心感を求めているからである。

安定がほしい。いや、安定こそが人生最高の価値観だと思っている。

しかし、自然界は安定を好まない。

少しでも自然界を観察すれば、すべての物は進化し、成長と衰退を繰り返しているということがわかる。

 安心したいためにお金を求め、安定をほしがるからこそ、働いても働いても資産が貯まらないという矛盾。それに気付き、行動を起こした人だけが、ラットレースから抜け出して本当の安心を得られるのでしょう。そのための重要なヒントが、この本には記されています。

 そして何より、一番重要なお金に対するマインドセットが、お金を稼ぎやすい方向に修正されるのを感じることができるはずです。

 ちなみに、著者はこの構想を思いついた数年前には、なんと「寝ながら稼ぐ」の商標登録を済ませているそうです。そんな不労所得の専門家の知恵がギッシリ詰まった本書の中には、きっとあなたに合った方法が必ず見つかることでしょう。

文=芳賀みみ(『年収1億円は「逆」からやってくる』著者、心理カウンセラー)