水樹奈々、第72回国体開会式にて笑顔で熱唱「愛媛の愛が詰まっていた」

アニメ部

2017/10/7

 9月30日、愛媛県・ニンジニアスタジアムで「第72回国民体育大会 愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」総合開会式が開催。4000人を超える選手や彼らを迎える愛媛県民、そして声優、歌手、ナレーターの水樹奈々さん(新居浜県出身)ら愛媛にまつわる著名人も参加し、スポーツの祭典の幕開けを盛大に祝った。

オープニングプログラムでは女優の眞鍋かをりさん(西条市出身)、タレントの間寛平さん(幼少期を宇和島市で過ごす)らがステージに登場。少林寺拳法演舞から始まり、チアリーディング、書道、野球拳おどりなど、県民によるさまざまな歓迎のパフォーマンスを見守った。中でも「アヘアヘ」という持ちネタと共に現れた間は、俳句紹介コーナーで「愛媛県 隣の県は 高知県」と一句読んだり、愛媛中を巡ってきた炬火を背負って自転車で会場を一周したりと大活躍を見せていた。

天皇皇后両陛下のご着席後、県民創作プログラム「愛のくに愛媛 “愛顔の物語”」がスタート。これは愛媛にやってきたばかりの“坊っちゃん”を、愛媛を大好きな“マドンナ”が案内するというストーリーに沿って、ダンスやパフォーマンスで県の魅力を表現するというもの。その最終章では、人力車に乗って水樹さん(新居浜市出身)がマドンナ姿で登場。大会のイメージソング『えがおは君のためにある』を歌うと、観客もオレンジのタオルを振って応え、2000人近い県民と共に5章仕立ての物語を完結させた。

開会式が終わると、エンディングプログラムとして水樹さんのミニコンサートを展開。彼女は『Starting Now!』で元気いっぱいにコンサートを始めると、愛媛銀行のCMソング『あしたグラフティ』、「恋し、結婚し、母になったこの街で、おばあちゃんになりたい!」というコピーから生まれた松山市の愛唱歌『この街で』という愛媛にゆかりのある楽曲を続ける。

「2017年1月に朗読イベントに来たところ、(作詞をした)新井満先生から『ぜひ歌って』と言われたので、国体のパフォーマンスが決まってからすぐに『歌わせてください』と連絡した」と『この街で』を歌った経緯を語った水樹さん。彼女は同曲と同じ2005年に生まれた代表曲『ETERNAL BLAZE』、ライブの定番曲『POP MASTER』といったアップテンポナンバーで会場を盛り上げると、ラストは再びイメージソング『えがおは君のためにある』を熱唱し、普段のライブと同じようにスタンドをオレンジに染め上げた。

終演後の水樹さんはインタビューに答え、「こんなに素晴らしい場所でパフォーマンスできて幸せな気持ちでいっぱい。愛媛の愛が詰まっていました」と大役を終えての心境を語った。さらに「『えがおは君のためにある』を3年前にレコーディングした時から、どんな形でもいいから国体に参加したいと色んな所で話していました。そうしたらこんな形で参加させてもらうことができて本当に幸せ」「県外からたくさんの人に来て頂いたので、愛媛が笑顔と元気溢れる街だと体感してもらいたいと思いながら歌った。観客もオレンジ色のタオルも振ってくださって、みんなで最高の空間を作り上げられたんじゃないでしょうか」と振り返る。最後には「私事ですが、今年は声優デビュー20周年の節目。そこに奈々の7にちなんで17で2017年、しかも地元の愛媛で歌えるのはすごいご縁なんじゃないかと(笑)。これまで20年応援ソングを作って培ってきたものをイメージソングに込められたら」とコメントしていた。

第72回国民体育大会は10月10日まで開催。「第17回全国障害者スポーツ大会 愛顔(えがお)つなぐえひめ大会」は10月28日から10月30日に行われる。

取材・文=はるのおと