猫背が寿命を縮める!? 見た目も体も若返る“姿勢の整え方”

健康・美容

公開日:2018/1/23

 見た目も体も若返る“姿勢の整え方”を紹介した『おとなの健康 vol.6』が、2018年1月16日(火)に発売された。

 同書は、加齢とともに前かがみになる人が多く、猫背も増えてくる50代以上の人に向けた「おとなの健康本」。健康寿命をのばすことにつながる“よい姿勢の保ち方”を掲載している。

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「猫背が寿命を縮める」という驚くべき調査結果が判明!
「姿勢が悪くなると老けて見える」だけではなく、肩や首の筋肉に負担がかかってこりや痛みが慢性化。肺や胃、腸などの臓器が常に圧迫されて、様々な不調を招き、放っておくと年齢とともに少しずつ姿勢が悪くなっていく。米国の臨床施設で行なわれた67~93歳の女性610人を対象にした調査では、後弯(猫背)の女性の早期死亡率が後弯でない女性より1.15倍高いと判明している。

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姿勢が悪くなると、こんなトラブルが!
前のめりの姿勢が体に与えるダメージは深刻。嚥下障害につながる可能性や食べ物をうまく消化できない、肺活量の低下など様々な悪影響をもたらす。
・胃腸のトラブルが起きやすくなる
・呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
・食べ物が飲み込みにくくなる
・肩こり・首こりの慢性化
・老けて見える&気持ちもふさぎがちに

姿勢の悪化は、筋肉と骨の両方の衰えが原因。そうなる前に今すぐ対策を!
おとな世代の姿勢をよくするキーワードは、“筋肉”と“骨”。“筋肉”が正しい姿勢を支え、“骨”が姿勢の土台を作る。同号では、正しい姿勢で「立つ」「座る」「歩く」コツ、よい姿勢をキープする筋肉と骨を鍛える「体操」、よい姿勢をつくるための筋肉や骨を強くする「食事」の3方向から普段の生活を見直して、よい姿勢が身につくセルフケアを紹介している。

「骨を強くする体操・誰でも簡単なハーフスクワット」
骨は常につくり変えられていて、ほどよい負荷をかければ、骨の強度アップに繋がる。「ハーフスクワット」は、手軽にできて骨を強くする効果が高く、通常のスクワットよりも続けやすくておススメ。もちろん毎日行うことが大切だ。

1.足は肩幅より少し広めに開き、つま先は30度外側に開く

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2.お尻を後ろに引き、ゆっくりと腰を落とす。ひざはつま先より前に出さず、つま先と同じ方向に向ける

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 ほかにも「健康は、楽しい。健康は、幸せ。」をテーマとした、おとな世代の健康情報が満載。睡眠負債の返し方、肌をいたわるスキンケア、冬のヒートショック予防、体に効くもち麦レシピや読むだけで元気が出る平野レミのインタビューも収録されている。

※掲載内容は変更になる場合があります。