不妊治療を経て二度の出産。男性不妊、流産、不育症…妊活クライシスにならないための習慣

出産・子育て

公開日:2018/3/22

 “妊活”における辛い出来事を乗り切る方法をまとめた、『大人の授かりBOOK~焦りをひと呼吸に変える がんばりすぎないコツ~』が2018年3月22日(木)に発売された。

「子どもがほしい」と、42歳で不妊治療の世界に踏み込んだ著者・加藤貴子。同書では不妊治療を経てから44歳、46歳の時に出産を経験した加藤が、“妊活クライシス”にならないための「小さな習慣」を伝授していく。

 妊活中は「男性不妊」や「流産」「不育症」などさまざまな困難に直面する可能性がある。同書は妊活中の母親を苦しめる全ての出来事を、ポジティブなものに変えるための方法を記した“心の処方箋”。苦しい状況でも焦らずに生きていくための考えが詰まった1冊で、頑張り過ぎないコツを学ぼう。

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<弱った心に効く小さな習慣>
・“妊活”だって“育み”期間。「妊娠20カ月」だと思えばいい。
・「泣き言」はちゃんと言う。言い切ったら、一転、自分を褒める。それが一番早い復活法。
・病院に通うだけで、たいしたもの! それだけで十分。勇気をもって“何もしない”。
・明るい未来の想像に助けられることもある。つらいときこそ、躊躇せずに。
・心がこわれる前に、一度「ま、いっか」と投げる。がんばりすぎると、見返りを求めてしまうから。
・時計の数字のゾロ目、いれたてのコーヒーの香り。小さな幸せをちゃんと味わう。
・「私ばっかり」をぶつけるより、感謝を伝え始めて、また歯車が廻り出した。

<本文より>
妊活は、出産することが着地ですが、子どもを授からなくても、夫婦関係は続いていきます。だから、妊活をした時間が、夫婦の絆を強める「何か」であってもらいたい。何が起こっても夫婦で納得して結果が出せるように、関係を再構築することが妊活の試練であり、“脱・妊活クライシス”なんだと思います。

<目次>
Part1:不妊治療と妊活クライシス
Part2:不妊治療とお金と病院選び
Part3:授かるためにやったこと。加藤家の場合
Part4:不妊治療とみんなの不安Q&A
Part5:加藤貴子の主治医に質問! 不妊治療と不育症の不安がスーッと軽くなるお話

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加藤貴子(かとう・たかこ)
1970年静岡県生まれ。女優。1995年より女優として活動し、ドラマ「温泉へ行こう」シリーズの主演をはじめ、「花より男子」、「南極大陸」、「とんび」、「科捜研の女」シリーズなどに出演。2014年11月に第1子となる男児、2017年8月に第2子となる男児を出産。

※掲載内容は変更になる場合があります。