BL特集第2弾! 今度は“エロス”です。『ダ・ヴィンチ』2018年11月号(特集番外編)

特集番外編3

公開日:2018/10/6

BL特集第2弾! 今度は“エロス”です。『ダ・ヴィンチ』2018年11月号(特集番外編)

T岡

 「ボーイズラブ」というジャンルの素晴らしさの100万分の1でもお伝えできればと思い、特集を組ませて頂いた「男のためのBL」特集(2017年3月号)。皆さまからご好評をいただき、お陰さまでこのたび第2弾として「ボーイズラブとエロス」特集を企画できることになりました。本当に! 本当にありがとうございました!

 さて、第2弾のテーマにつきまして。
前回の「男の~」は超初心者向け。BLに全く触れていなかったけれど、ちょっとしたきっかけでハマってしまった自分(男性)のように、全く知らない人にも好きになってほしいという企画意図でした。ヨネダコウ先生、宝井理人先生、はらだ先生をはじめとする皆さんにもご協力いただき、豪華な描き下ろしも掲載させていただきました。

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 一方で、完全な入門向けにしたので、「もんの凄くマイルド」な表現を心がけ、BLの概要的導入的なお話がメインとなりました。つまり、BLを扱っておきながら「エロス」についてはあまり触れられなかったわけです。

 もちろん、「BL=エロス」ではありませんので、エロの無いBLにも素晴らしい作品はたくさんあります。しかし、特集としてエロをするっと回避してしまった事に、やはり少しのやり残した感もありました。

「もし、もう一度特集ができるのなら次回こそは、エロスにも焦点を……!」と。

 そんな願いがこのたび叶いまして、第2回はめでたく「ボーイズラブとエロス」とド直球なテーマを掲げさせて頂くに至ったわけでございます!

 とはいえ一般雑誌の『ダ・ヴィンチ』は全国の書店様の入り口付近や、コンビニエンスストア様の小さなお子様の手の届く場所にもズラーっと並んでしまいますので、あまり過激なものをビジュアルとしておっぴろげにするわけにはいかないのですが、ギリギリセーフのライン(通称:ダ・ヴィンチコード)を文字情報などで攻めさせていただきました。

 今回ご協力くださったのは、おげれつたなか先生、座裏屋蘭丸先生、腰乃先生、常倉三矢先生、一穂ミチ先生。また「BLとエロス」入門編として、芸能界随一のBLファン、タレントの池田裕子さんにご教授賜りました。作家の皆さまにはご多忙中のところ取材を受けて頂いたばかりか、なんと、描き/書き下ろし作品までご寄稿いただいております。

 もう、ほんとうに、どれも頬っぺたが落ちるぐらい素晴らしい傑作ですので、どうかご覧いただけましたら嬉しいです。

「ボーイズラブとエロス」特集、どうぞよろしくお願いいたします!