『ベルセルク』の三浦建太郎や『うらみちお兄さん』の久世岳による完全新作も! 戦う青年コミック誌『ヤングアニマルZERO』誕生

マンガ

公開日:2019/9/11

『ヤングアニマルZERO』2019年10/1号(白泉社)
(C)ヤングアニマルZERO/白泉社

 人気作家たちの新作が13作品掲載されている“戦う青年コミック誌”『ヤングアニマルZERO』(白泉社)が、2019年9月9日(月)に発売された。

 表紙と巻頭カラーには『ベルセルク』の三浦建太郎が原作・プロデュースを務める『ドゥルアンキ』が登場する。天と地の狭間、神でもなく人でもなく“龍”の名を授かった子・ウスムガル。ニシル山の山守りの老夫婦に育てられたウスムガルは、優れた閃きによって生活を助ける道具を作ることもあった。そんなある日、村の少年たちと知り合ったことから物語が始動。太古の世界を舞台に、その英知によって新たな神話を築いていく。

(C)スタジオ我画(三浦建太郎)/白泉社

 また『ニラメッコ』は、大ヒットマンガ『うらみちお兄さん』の作者・久世岳が描くの群像劇。主人公である5人の男は全員同じ職業で、ルームシェアをしている。不安定な毎日で、不確かなものを手探りで追い求める男たちの職業は「お笑い芸人」だった。人気若手芸人EXITがキャラクターたちのネタに声をあてた「ショートネタ動画」など、豪華コラボも話題沸騰中!

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(C)久世岳/白泉社

 『覆面系ノイズ』の福山リョウコが手がける『聴けない夜は亡い』は、著者にとって初となる青年誌での連載作品だ。物語の主人公は大切な人を喪った依頼者の話を聞く、通称“聴き屋”。彼は今夜だけの話し相手として、届かなかった声や伝わらなかった想いを受け止めていく。“死”を聴いて生きていく聞き屋と、残された人たちが織りなす涙のドラマ。

(C)福山リョウコ/白泉社

 さらに新感覚パニックサスペンス『去勢転生』は、橋本環奈主演で実写映画化が決定した『シグナル100』の宮月新が原作を担当する注目作品。主人公は何よりも大切な恋人をレイプ魔によって犯され殺された男、姉崎悟。復讐の鬼と化し、幾人ものレイプ犯の性器を切断し殺した悟は15件の殺人罪により死刑となる。しかし絞首刑で死んだはずの悟は、ある「異世界」に飛ばされて――。

(C)宮月新・おちゃう/白泉社

 『ハイスコアガール』の作者・押切蓮介が描く『FLOWER』は、全てのヤンキー漫画を過去にするネオヤンキーアクション。終わらない紛争、留まる事を知らない悪意の連鎖…。人類に飽きた地球は刺激を求め、変化を欲している。そしてこの世に悪を刈り取る“新人類”が現れた!?

(C)押切蓮介/白泉社

 ほかにも『コンビニお嬢さま』の松本明澄が贈る人間×霊の本格アクション『百鬼夜京』や世界で最も“恩返し”された男をめぐる稲葉そーへーのコメディ「先日助けて頂いた○○です!」など、様々なジャンルの作品が多数掲載されている。

(C)松本明澄/白泉社

(C)稲葉そーへー/白泉社

(C)藏丸竜彦/白泉社

(C)稲井カオル/白泉社

(C)メイジメロウ/白泉社

(C)岡村星/白泉社

(C)杉山惇氏/白泉社

(C)夕海/白泉社

 また同誌では特別付録として、『ベルセルク』の両面クリアファイルも登場。Twitter上で行われたファンの投票で決まったイラストが両面に配置された、豪華なリバーシブル仕様となっている。

(C)ヤングアニマルZERO/白泉社

 『ヤングアニマルZERO』発売記念として、誰でも応募できるオープン懸賞が実施されるのも嬉しいところ。こちらも『ベルセルク』の豪華フィギュアが賞品となっているので、ファンなら見逃せない。応募のきまりは『ヤングアニマルZERO』公式サイトに掲載されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

(C)ヤングアニマルZERO/白泉社

『ヤングアニマルZERO』公式サイト