「想像を上回る面白さ」『サンデー』1号、半吸血鬼の恋を描いた新連載『嘘月-ウソツキ-』に絶賛の声続出!

マンガ

公開日:2019/12/5

『週刊少年サンデー』1号(小学館)

 2019年12月4日(水)に発売された『週刊少年サンデー』1号から、新連載『嘘月-ウソツキ-』がスタート。吸血鬼の不思議な能力から始まるラブストーリーに、「1話目からめっちゃ引き込まれた」「絵も物語も美しい」と期待の声が上がっている。

 同作を手がけるのは、WEB漫画サイト「サンデーうぇぶり」で『ひとつばな』を連載していたミナミ。『ひとつばな』では恋愛に執着する男女の歪んだ関係が描かれ、「心理戦みたいな展開がゾクゾクする」「普通の恋愛モノよりスリリングでたまらない」と話題になっていた。

 今回始まった『嘘月-ウソツキ-』は、吸血鬼と人間のハーフ“ダンピール”である月城蒼が主人公。吸血鬼には見つめただけで人の心を奪う“誘惑(テンプテーション)”という能力があるのだが、蒼はその能力をよく思っていない。人間の母が死んでからは、父のもとを離れて吸血鬼の能力を1つも使わずに生きている。

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 そんな蒼を孤独から救ったのは、女友達の柏木。蒼は柏木に好きな人がいることを知りながら、密かに想いを募らせていた。父の知人・由香里は“誘惑”を使えばいいと蒼に勧めるが、「俺は父と違って1人の人間として生きていくんだ!!」と拒絶。目の能力を抑えるメガネは絶対に外さないと誓う。

 ある日学校で柏木と一緒に美術部の展示を見ていると、そこに柏木の片思い相手・椎名隼人が登場。蒼はいつもと違う表情を見せる柏木を見て、彼女を自分のものにしたいと強く願ってしまった。その場では何とか衝動を抑えるが、直後に不慮の事故でメガネが外れ柏木が蒼の目を直視。たちまち柏木は蒼の虜になり、恍惚とした表情で蒼に口づけをする。

 1話を読んだ読者からは、「想像を上回る面白さだった」「蒼くんの葛藤がとても丁寧に描かれているところが好き」「ときめきと背徳感のバランスが絶妙!」と絶賛の声が続出。「『ひとつばな』より複雑な恋の駆け引きが始まりそう」「やっぱりこの人の作品は最高に面白い!」と、ミナミのファンにも大好評のようだ。

 現在「サンデーうぇぶり」では、『ひとつばな』のコミックス4巻までを無料公開中。新連載と合わせてチェックしてみては?

◆「サンデーうぇぶり」公式サイト:https://www.sunday-webry.com/

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『ひとつばな』1巻(ミナミ/小学館)