「あまりにも斬新な出オチ」『サンデー』2・3合併号、ゴリラと人間がダブルスを組む卓球漫画『PINGKONG』が連載開始!

マンガ

公開日:2019/12/12

『週刊少年サンデー』2・3合併号(小学館)

 2019年12月11日(水)発売の『週刊少年サンデー』2・3合併号から、卓球をテーマにした新連載『PINGKONG』がスタート。「ぶっ飛びすぎてて理解が追いつかないwww」と読者を騒然とさせている。

 同作の主人公となるのは、卓球の天才少女・コトミ。彼女は双子の姉・タクミの影響で卓球を始め、神童と呼ばれるほどの実力を持つ選手となった。しかし悲しいことに、姉のタクミには才能がなかったため、周りの期待は次第にコトミに集中するようになり、2人の間には溝が生まれてしまう。そしてその溝は、やがてタクミを大きく変える出来事に繋がっていく…。

 第1話はコトミが幼少期を振り返る回想シーンから始まり、現在の全日本卓球選手権大会地区予選会場の場面へ。女子ダブルスの試合に出場したコトミは、なぜかゴリラとペアを組んでいた。鮮やかなカラーで描かれるリアルなタッチのゴリラに対し、読者からは「2ページ目から強烈すぎだろ!」「謎の迫力に噴き出した」「あまりにも斬新な出オチ」と爆笑の声が続出。コトミはゴリラに「球をよく見るんだよ? タクミ」と声をかけ、気合い十分で試合に臨む。

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 どうやらこのゴリラはタクミ本人で、コトミが卓球協会の会長に土下座して出場させてもらった様子。コトミは今大会の優勝候補・花京院を倒すことを条件に、会長にゴリラの出場を許可してもらったのだった。しかしゴリラとなったタクミが打ち返す球は、すべて壁にめり込んでアウトになってしまう。一方その姿に怯んでいた花京院は「そういう競技だと思ってるんですわ!! ゴリラだからきっとそうよ!!」と納得して得点を重ねていく。

 どうやらタクミがゴリラになってしまったのは、思い詰めて自殺を試みたことが原因のよう。タクミの自殺未遂と変身にショックを受けたコトミは、タクミを卓球で勝たせてあげたいと考えていたのだった。しかしタクミが球をめり込ませた壁をふと見ると、そこには「コトミ じぶんのためにたっきゅうしろ」とメッセージが。心を通わせた2人は、最高のコンビネーションで巻き返す。

 2人の試合を見届けた読者からは、「悔しいけどちょっと泣ける」「思ったよりいい話だったぞ…」と感動の声も。ゴリラと人間のダブルスがどんな物語を繰り広げるのか、次回も目が離せない。