「回を重ねるごとに強烈さが増してきた」『サンデー』9号のセンターカラーに『PINGKONG』が登場! ゴリラ同士の試合にツッコミ続出

マンガ

公開日:2020/2/4

『週刊少年サンデー』9号(小学館)

 2020年1月29日(水)発売の『週刊少年サンデー』9号では、ゴリラ×卓球漫画『PINGKONG』がセンターカラーで登場。ライバルまでもがゴリラ化するという衝撃の展開を迎え、「回を重ねるごとに強烈さが増してきた」と話題になっている。

 コミック・ジャクソンが手がける同作は、天才卓球少女コトミが双子の姉・タクミと日本一を目指す物語。タクミは以前までコトミにそっくりな普通の女の子だったが、ある日を境に屈強なゴリラになってしまった。コトミは変わり果てた姉にショックを受けつつも、彼女の夢を叶えるために卓球でダブルスを組もうと決意。2人で全日本卓球選手権大会に挑むことに――。

 第6話となる今回のエピソードは、地区予選の2回戦。1回戦を勝ち上がったコトミとタクミの前に、ゴリラ並みの肉体を持つ2人の女子が現れた。コトミはライバルの圧倒的な存在感に怯えながらも、「気持ちで、負けてはダメ…!!」と気合いを入れなおしてサーブ。しかし相手は恐ろしいパワーで球をはじき返し、球はコトミの体に命中する。

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 ライバルたちは元々普通の女子だったが、コトミとタクミの試合を見て今のままでは勝てないと分析。ゴリラのパワーを手に入れるために、10日間で肉体改造に挑んだ。さらにそのパワーでコトミに球を当て続け、消耗させようという姑息な作戦も実行。執拗にコトミを狙い続ける2人の姿には、読者から「どんな筋トレしたら10日でゴリラになれるのか…」「何の試合を見ているのか分からなくなってきた」「パワープレイにも程があるだろ!」とツッコミが続出している。

 ボロボロになったコトミが思い出したのは、タクミがまだ人間だったころの思い出。“足手まとい”と呼ばれて傷ついたコトミに、優しく寄り添ってくれたのがタクミだった。ゴリラになってもその優しさは変わらず、タクミはコトミを守るための盾に。戦う力を取り戻したコトミは、流星のような技を決めてライバルを棄権させる。

 『サンデー』連載作品の中でも異様な存在感を放っている同作だが、2月には単行本第1巻の発売が決定。コトミとタクミがどこまで卓球を極められるのか、今後の展開にも注目だ。