「使ってるところを見られたくない道具」 アニメ「ドラえもん」かわいそうな夢を見るのび太の行動がまるでコント

マンガ・アニメ

2020/2/21

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年2月15日(土)に放送されたアニメ「ドラえもん」では、のび太がシュールな悪夢を見ることに。「コントみたい」「使ってるところを見られたくない道具第1位」といった声が相次いでいる。

 話題のエピソードは1本目の「立ちユメぼう」。ある日部屋に入ってきたドラえもんは、目を閉じて眠ったような表情だった。ドラえもんは寝ぼけた様子のまま、おやつのせんべいをのび太の分までパクリ。怒ったのび太がつかみかかると、頭の上から機械が落ちたドラえもんは「いいところだったのに」と文句を言う。

 話を聞くと、ドラえもんが使っていたのは「立ちユメぼう」。頭にかぶることで、現実のできごとを“見たい夢の内容”に変換してくれるというひみつ道具だった。興味津々なのび太はドラえもんの説明を聞き流しながら、さっそく使ってみることに。ところがかぶった途端、部屋はボロボロで自分やドラえもんもみすぼらしい姿に変身。どうやら“かわいそうな夢”に設定が変わってしまい、貧乏生活の夢を見ているらしい。

 最初は驚いたのび太だが、だんだん夢の世界に入り込んで「パパの会社は潰れたし、ママは病気で寝たり起きたり…」と野比家の悲惨な状況をつぶやきだした。そこにやってきたママが「パパがね、トランプでもしないかって」と伝えても、のび太には「パパがね、トラックにひかれて…」と聞こえてしまう。現実で聞こえた言葉や目で見た風景が、すべて“かわいそう”なシチュエーションに置き換わってしまうようだ。「僕らを残してなんでこんなことに!」とパパに泣きつくのび太から「立ちユメぼう」を外すと、のび太は「夢でよかった…」と心の底から安心していた。

 のび太が見た悪夢に、ファンからは「トランプをトラックに聞き間違えたところ、お笑いのコントみたいだな」「野比家の崩壊は恐ろしいシーンなんだけど、平和な現実とのギャップが面白すぎる」といった声が続出している。

 気を取り直して「冒険ものの夢」を楽しんだのび太だったが、財宝を掘り当てても現実に帰るとお小遣いの封筒が1つだけ。最後にガッカリするくらいなら、楽しすぎる夢は控えた方がいいのかもしれない。

■アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト