『潜熱』の野田彩子最新作『ダブル』が、第23回文化庁メディア芸術祭「マンガ部門 優秀賞」を受賞!

マンガ

更新日:2020/10/30

 第49回小学館IKKI新人賞・イキマン受賞デビュー後、『潜熱』『いかづち遠く海が鳴る』『わたしの宇宙』など熱量の高い漫画作品を創作しつづけている野田彩子氏の最新作『ダブル』が、3月6日、第23回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞を受賞したことが、文化庁メディア芸術祭実行委員会より発表された。

https://j-mediaarts.jp/

 文化庁メディア芸術祭は、平成9年(1997年)より文化庁メディア芸術祭実行委員会が主催し、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル(第23回は、世界107の国と地域から3,566点に及ぶ作品の応募があった)。

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 マンガ部門では、単行本で発行されたマンガ、雑誌等に掲載されたマンガ(連載中の作品を含む)、コンピュータや携帯情報端末等で閲覧可能なマンガ、同人誌等の自主制作のマンガ等(プロ、アマチュアおよび自主制作作品、商業作品を問わず)の中から、審査員の総意を得た作品に、大賞、優秀賞、新人賞、ソーシャル・インパクト賞、U-18賞が贈られる。第22回の受賞作品は、『ORIGIN』(Boichi)、『宇宙戦艦ティラミス』(原作:宮川 サトシ/作画:伊藤 亰)、『凪のお暇』(コナリミサト)など。

 『ダブル』は連載開始時から各メディアにて紹介・掲載されており、映像化・舞台化のオファーもあとを絶たないなど、今後のメディア展開が大きく期待されている。この栄誉ある受賞を受け、単行本①巻は緊急重版が決定。野田彩子氏の代表作品として、今、読み逃すことは出来ない作品だ。

~野田彩子著『ダブル』とは~

俺はあいつに「なんでもしてやろう」と決めた…

無名の天才役者・宝田多家良と、その才能に焦がれ彼を支える役者仲間の鴨島友仁。
ふたりでひとつの俳優が「世界一の役者」を目指す、異色の演劇漫画。
WEB連載媒体:ふらっとヒーローズにて好評連載中。