「やっぱりドラえもんとのび太の友情回は最高」 2人の友情に涙腺崩壊!?/アニメ「ドラえもん」

アニメ

更新日:2020/3/13

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年3月7日(土)に放送されたアニメ「ドラえもん」では、ドラえもんが受験に挑戦。ドラえもんが必死に頑張る姿が、「ネズミにも反応しないなんて…」「改めて2人の深い絆に感動」と反響を呼んでいる。

 話題のエピソードは、1本目の「ドラえもんが受験生!?」。のび太が家に帰ると、ドラえもんは机にかじりついて勉強していた。のび太が「今日のおやつはどら焼きだ」「ネズミが出たぞ!」とちょっかいをかけても、「それどころじゃないの!」と一喝する。なんでもロボット学校が卒業生のデータを調べたところ、ドラえもんの単位不足が発覚。急遽再テストを受けることになったドラえもんは、受験に備えて勉強していたようだ。

 翌日、監督役のロボットがやってきてテストがスタート。試験官ロボが指定する“困っている人”を助けていくという試験で、ドラえもんは限られたひみつ道具を駆使して奮闘する。しかし助けた相手に喜ばれないと減点されてしまうため、評価はイマイチだった。

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 最終問題の直前、試験に不合格だった場合はドラえもんが未来に帰らなければいけないと知ったのび太。ドラえもんが必死に勉強していた理由を知り、のび太は自分がしっかりしなきゃと奮起する。最後の課題は“怒ったジャイアンたちからのび太を助ける”だったが、のび太は知恵を絞って自力でジャイアンたちを追い返すことに成功。ロボット試験官はドラえもんとのび太の関係性に感動したものの、ルール的にドラえもんは「不合格」となってしまう。

 後悔するのび太に、ドラえもんは「僕は嬉しいんだ。のび太くんが道具にも僕にも頼らなかったことが」と笑顔を見せる。ドラえもんを未来へ見送ったあと、1人になった部屋で泣いていたのび太。しかしそこに怒り心頭のドラえもんが帰ってきて、“ロボ違い”だったことを明かす。また一緒に暮らせると知ったのび太は、嬉し泣きの表情でドラえもんを抱きしめた。

 番組を見た人からは、「やっぱりドラえもんとのび太の友情回は最高」「別れのシーンでは不覚にも泣いてしまった…」といった声が続出。喧嘩をすることはあっても、2人は唯一無二の親友同士ということなのかもしれない。

■アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon